コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.391

東海道4百年・桑名ルネッサンス、御台所祭りに110km駆け 第6幕
〜秩父の荒川渓谷でランニングな合宿、大川橋蔵の青年剣士役を思い出します〜
 話を横道に反らします。この週末、金土日と2泊3日、7食2宴会付きのランニング夏合宿に参加しました。場所は埼玉県の秩父市を流れる荒川河川敷の左岸、400mの砂トラックです。総勢45名、男女20代から60代までと走力もピンからキリまで間口の広い参加者の顔ぶれです。宇佐美先生が30年間指導されている、新宿百人町のスポーツ会館の室内80mトラックを本拠地とする80JC(はちまるジョギングクラブ)が主催者です。費用は21,000円でした。

 練習のメニューを簡単に紹介します。
 14日(金)1000〜1130 約10キロの山道上り下り走り
       1500〜1700 3千mを1本、2千mを1本、1mを1本
                 800mを1本、400mを1本
 15日(土)1000〜1200 400mを15本(つなぎ200mジョグ)
       1500〜1700 5千mを3本(30分間隔)
 16日(日)1000〜1200 約15キロの山道ロードラン

 宿は民宿でした。こういう合宿の楽しみは食べて飲むこと。2回の夕食は宴会仕立て、大いに飲んで食べてから、場所を2回の広間に移して80JC名物のホッピー宴会になだれ込みます。25度の甲類焼酎をホッピーの原液で割って、好きなように呷るわけです。このホッピーが今、西麻布や六本木のビジネスウーマンの方々に人気が沸騰していると日経新聞の夕刊に掲載されていました。

 秩父を訪れたのは初めてです。チチブというセクシーな語感を耳にしたのは、大昔の東映時代劇、大川橋蔵主演の「シンゴ?十番勝負」でした。徳川八代将軍吉宗の隠し子、葵シンゴという青年剣士を凛々しく演じていました。確か、吉宗を大友竜太郎が、母親役を長谷川裕見子が演じていました。そのシンゴの剣術修行の場が秩父山中でした。そんな事を思い出しながら、河岸段丘が見事な荒川渓谷の合宿を楽しんできました。

 いつかは、ニューオータニに宿泊して、国立競技場を借り切って東京ロードランナーズがシルバーな男女ランナーを集めるシティランニングの合宿を開催したいものです。

 <団塊世代にメンタル走談する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/09/16)





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