コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.386

東海道4百年・桑名ルネッサンス、御台所祭りに110km駆け 第1幕
〜戦国合戦地、賤ヶ岳、小谷城、姉川、関ヶ原を巡って足軽ランナーが地域連携〜
 「本州横断・地域連携 ウルトラランニング」の参加申し込みが順調に届いています。ランニング・マニア誌の月刊「ランナーズ」8月号と9月号の大会紹介欄に小さく掲載されましたら、問い合わせが百件ほど参りました。大会実施要項を郵送して待っていますと、3千円の郵便為替を同封した参加申込書が11通も届いています。

 日本海若狭湾の敦賀から琵琶湖の北西岸、関ヶ原、牧田川、揖斐川を経て太平洋伊勢湾の桑名まで、福井〜滋賀〜岐阜〜三重の4県を跨いで本州横断の最短距離110キロを15時間制限で走る、しかも途中の給水サービスなどは期待できないので各自飲食物を背負って進む、かなり足の立つウルトラランナー向けの催しです。開催日の10月21日は、高知県の四万十川でビッグな100キロウルトラマラソンが開催されますので、こんなチッポケな催しに何人参加するか心配していました。

 申込締め切りは9月30日ですが、3日現在で男性11人の申込です。遠く北は北海道の江別市から南は鹿児島県鹿児島市からと、予想以上に遠方の方が参加申込をされています。ゴールの三重県桑名市からは2名が参加されます。電話で問い合わせた方と話しますと、開催趣旨の「戦国合戦の地、足軽ランナーの二本脚が本州横断・地域連携軸を体現する」に共感されます。コース途中にある賤ヶ岳、小谷城、姉川、関ヶ原という戦国時代の合戦跡を巡るのが受けているようです。

 「1人では自信がないから、何人かでリレーさせてほしい」との要望が来ました。せっかくの申し出ですので、「オープン参加なら」と答えました。三重県庁のランニングクラブの方々です。10人ぐらいで車2〜3台を使って参加されるようです。当日まで、コースマップの準備や桑名・御台所実行委員会との打ち合わせとか、いろいろ片づける事が多いようです。

 次回からは、桑名ルネッサンスや御台所祭りの紹介を交えて、準備作業の進み具合をお知らせしましょう。

 <東京シティマラソンを実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/09/03)





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