コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.370

21世紀のロードイベントはRUN&WAKLが先駆けます 第6幕
〜笹川スポーツ財団を訪問したら、「夢の10キロコース」が実現しそうです〜
 2日から3日にかけて宇佐美先生と「RUN&WAKLの広報」活動を都心で始めました。月刊「建設オピニオン」7月号の特集「道路特定財源の真のあり方」に藤田・宇佐美の連名投稿「道路歩走ユーザーが望む道路のあり方」が掲載されています。その投稿の中で、昨年に大阪と東京で笹川スポーツ財団が開催したセミナー「道路をスポーツに解放しよう」の事や、5月に参加した日本ウォーキング学会でいろいろと知り得たウォーキングの最近の動向を紹介しました。

 投稿の最後で参考文献として、東京都の「東京構想2000/千客万来の世界都市をめざして」や講談社・月刊ウォーキングマガジン「伊能ウォーク全記録」や笹川S財団のセミナー報告書を掲げています。ちなみに、投稿の最後をこう締めくくりました。「老若男女、健常者も障害者も、国籍も信条も一切合切がユニバーサルなウォーキングやランニングが今以上に楽しめる道路整備を期待する。国の活力は歩走・道路整備が先駆ける」

 2日午後、虎ノ門の笹川スポーツ財団を訪ねました。常務理事の藤本さんと企画部長の佐藤さんが対応して頂きました。建設オピニオンとネクサス誌を手渡しました。その後、財団の最新の話題を話して頂きました。着々と「道路をスポーツに解放しよう」路線は進展しています。心強い限りです。

 暮れの東京の風物詩、18年間続いている「神宮外苑ロードレース」を外苑の外に出るコースに変更して、都心を走ろうとの活動路線が実を結びそうです。昨年のセミナーの会場では、都心の目抜き通りを走る「夢の10キロコース」が提示され、実現に向けた署名が集まっていました。財団の方々がねばり強く警視庁と道路使用許可申請で交渉を継続されています。最近、「道路をスポーツに解放しよう」への理解が深まって来たそうです。

 来年には東京都心の公道を一般市民ランナーは走れる可能性が出て来ています。

 <東京シティマラソンを実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/08/04)





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