コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.369

21世紀のロードイベントはRUN&WAKLが先駆けます 第5幕
〜日本のウルトラランナーのトップ6人が勢揃い、男女3人づつでした〜
 第3幕の「ウルトラランニング実践Q&Aトーク」には、6名のスーパーウルトラランナーが登場し、学芸大学の渡辺助教授がコーディネーターです。回答者を簡単に紹介しましょう。

 関家良一さんは、今年4月の「さくら道国際ネイチャーラン=250キロ」を22時間45分で優勝されています。走り始めたきっかけはダイエットで、35歳独身。 武石雄二さんは、世界を走る広告ディレクター、ジャーニーランの大家です。井上明宏さんは、神出鬼没の研究者ランナーです。 加村雅柄は主婦ランナーで、日本女性ウルトラランナーの頂点を極めています。10年前に北軽井沢の10キロレースに参加したのが走り初めです。 本木リヨ子は、昨年3月の学芸大学の「6日間走り」を400mトラック1610周回=644キロされ優勝されています。北海道往復ランを完走されています。 鈴木隆子さんは、元祖ウルトラの母とよばれています。さくら道国際ネイチャーラン=250キロを8回完走、萩往還=250キロを7回完走・・、今年が還暦です。

 以上の6人は男女3人づつという組み合わせがウルトラランニングの奥深い世界を象徴しています。いろいろなQ&Aが交わされましたが、皆さん走り始めるまでは、自分のウルトラランニングへの適正というか素質というかに気付いていません。短い距離から走り初めている内に、自己の古代人としてのDNAが目覚めてくる。そんな方々だと納得しました。我が身に照らし合わせると、私のウルトラのDNAは、あまり良いのがなさそうです。

 それでシンポジウムが終わり、場所を戸外に移して懇親会が開催されました。

 <東京シティマラソンを実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/08/02)





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