コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.367

21世紀のロードイベントはRUN&WAKLが先駆けます 第3幕
〜東京学芸大学のウルトラランニング・シンポジウムは勉強になりました〜
 ウォーキングからウルトラランニングの世界に話を変えます。28日に東京学芸大学の公開講座、「ウルトラランニング・シンポジウム」参加しました。参加料の4千8百円は高い、と主催者の渡辺助教授に尋ねましたら、「国立大学の規定です。皆さんの参加料は国庫に納入されます」、そんな解答でした。

 会場はN401教室、参加者はざっと50名です。世間一般には、フルマラソン42キロを越える走りをウルトラランニングと呼んでいますから、そらもう気の遠くなる千キロを越える超ロングディスタンスな走りの経験者まで、現在の日本ウルトラランニングの猛者連が集合した、そんな会場の様子です。

 私の参加目的は、10月21日に開催します「第1回 本州横断・地域連携ウルトラ・ランニング」の人集めです。休憩時間に懇談する控えの教室の机に、実施要項を30部置いておきましたら、全部なくなっていました。

 シンポジウムは三部構成です。第1部は5人の大会主催者が登場です。「トランス蝦夷・北海道縦断遠足」の御園生さん、「鶴沼ウルトラマラソン」の高田さん、「東海道53次ジャーニーラン」の田中さん、「武蔵野の路ウルトラマラニック」の岸本さんと52キロから千キロまでの走りを演出される方々です。それぞれの人物紹介を見ますと大会の「呼びかけ人」という肩書きですね。

 公道を使った走りの催しを開催すると、一番心配するのは参加者の身の上の安全です。途中、追い剥ぎとか山賊は出ないでしょうが、交通事故の可能性はあります。それで、警察への届け出とか、キチっとした歩道のない道路では左右どちらを走れば良いか気になっています。この2点を大会開催の経験者から是非お聞きしたいと思っていました。それが、叶えられました。

 <東京シティマラソンを実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/07/29)





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