コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.364

「子どもが遊ぶ川づくり」、これからの河川整備は河童駆け 第9幕
〜豊かな海は森が育む、そんなウルトラランニングを企画しましょう〜
 21日発行の月刊ランナーズ誌8月号、大会一覧に「第1回 本州横断・地域連携ウルトラ・ランニング」の実施要項の概略が掲載されました。実は7月号に掲載されるようにランナーズ誌の大会一覧係宛に実施要項を送ったんですが、残念ながら7月号には掲載されませんでした。それでも諦めずに再度、要項を送って8月号の掲載に至りました。実施予定の10月21日は、大会一覧によると日本各地でランニング大会の花盛りです。

 それで今朝早速、実施要項を遅れとの郵便が1通届いています。実は今日現在、若狭湾の敦賀から110キロ走って伊勢湾の桑名まで本州横断しようと申し込んだ方は3名です。何とか合計10名程度が参加申し込みされるよう、今後も募集作業を継続するつもりです。

 ビッグサイトで森と海の関係を勉強しましたので、この110キロのコースを「漁民の森づくり活動」の観点で見直しましょう。全国に広がる漁民植樹地図には合計44の植樹事業が掲載されていますが、本州横断110キロコース沿いには見あたりません。もしかしたら、揖斐川から牧田川を遡った関ヶ原町や上石津町の山腹にと思っていましたが、まだまだこの当たりの山腹は樹木が豊富だということですね。

 「豊かな海は森が育む」、これをテーマにしたウルトラランニングは別途企画としましょう。ランナーが漁民植樹の苗木と上流から海に運ばれる水産資源を体現する、そんなコンセプトですね。どの川を選ぶかは、今年の秋から考えます。社団法人・海と渚環境美化推進機構にも相談に行く必要がありますね。東京の奥多摩も森林が荒廃しているとか、多摩川を遡ってみましょうか。

 <日本の少子対策を実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/07/22)





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