コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.353

聖域なき構造改革、道路特定財源特集に東京ロ−ドランナーズ 第9幕
〜赤城の山の群馬県は、米国コロラド州のボールダーな雰囲気に満ちています〜
 昨日午後から群馬大学に向かいました。夕方から、教育学部の山西哲郎先生(日本の市民ランナー指導の草分けです)の研究室で、先生と群馬県の沼田と藤岡の若手市会議員二人、高崎経済大学の院生とで「ランニングを核とした地域振興、群馬を日本のコロラド州に」をテーマに話し合いました。テキストは、ネクサス誌6月号特集「2025年の新・建設市場はスポーツインフラだ!」を使いました

 この特集は、東海大学の宇佐美彰朗先生と東京学芸大学の有吉先生と私が土木学会会議室で3人対談した内容を元に編集したものです。ホノルルマラソンやコロラド州ボールダー市の走りたくなる社会基盤施設の写真がふんだんに大枠で掲載されています。雑誌表紙は世界一のジョギングコース、皇居周回コースの大手壕付近の光景が飾っています。

 3人が対談した内容の次のステップを踏み出す準備を考えていました。やはり、日本版のコロラド・ボールダーを誕生させる事だと考えて、立地はどこが良いか探していました。単に地理的、地形的、気候的な条件が似ているだけでは駄目で、ボールダーを探し当てて成長させたフランク・ショーターのような指導者が存在することが大事だと考えました。

 となると、答えは一つ、群馬県です。地理的、地形的、気候的な条件は十分似ています。指導者として群馬大学の山西先生が控えています。さあそれで、群馬県下の建設産業と一体になって「Japanese Boulder in Gunma」を進めようという訳です。単に走りたくなるインフラだけでなく、IT産業の新規立地にも繋がる産業振興・都市観光的政策の実現です。

 <日本の集客都市化を実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/06/28)





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