コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.349

聖域なき構造改革、道路特定財源特集に東京ロ−ドランナーズ 第5幕
〜平塚の24時間駅伝、間寛平さんが盲人ランナーを声援しながら4時間走る〜
 週末16日午後3時から17日午後3時まで、平塚市総合公園で開催された「24時間ゆめリレーin湘南ひらつか」に参加していました。ここは日本の24時間リレーマラソンの発祥の地です。ベルマーレ・・というサッカー球団の本拠地でもある陸上競技場を中継点にして、公園内の1.7キロの周回コースを交代しながら走り続けるたわいのないランニングイベントです。

 でも走って見ますと色々なナンバーカードの方々が混じっています。それでメンバー表で確認しますと、6部門が混在していました。

1.24時間リレー 〜4名から10名のメンバーで24時間 〜81チーム
2.24時間個人  〜1名で24時間         〜22名
3.6時間リレー  〜4名から6名のメンバーで6時間  〜71チーム
4.6時間個人  〜1名で6時間          〜66名
5.4時間チビッコ 〜チビッコ2名と家族       〜5チーム

 そして、さらにスペシャルの個人参加がありました。午前0時から午前4時すぎまで間寛平さんが4時間ナイトランを敢行していました。なんでも、今年のギリシャのスパルタスロンに出場する準備とのアナウンスでした。私が、午前0時半から3周回30分の第3ステージを消化中に、1回だけ追い抜かれました。白のTシャツに黒のランパンという地味な姿で、背筋をピ〜ンと張って、肘の振りがしっかりしたランニングフォームでした。横顔も引き締まって、寛平さんには見えませんでした。

 24時間個人の部に伴走付きの盲人の方が1名参加されていました。ランナーと伴走者に労いの挨拶を送りました。ランナーの方も朗らかな人で、常に伴走者が話しかけています。17日の6時間個人の部には、4名の盲人の方が参加されていました。伴走者に尋ねると、「皆さん、この平塚を楽しみにしているそうです。周りの声援も多いし、周回コースだから同じランナーが何回も追い抜きざまに、声をかけてくれる、それが嬉しい。」、そんな返事が戻ってきました。

 <日本の集客都市化を実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/06/18)





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