コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.342

今週はMXテレビの取材とウォーキング学会発表とプラスα 第9幕
〜伊能ウォークのパネルディスカッションの座長は漫画家サトウサンペイさん〜
 本日6月3日は測量の日です。昭和24年6月3日に測量法が公布されたのがご縁ですね。昭和24年というと私と同じ年、丑年で満52歳です。それで、昨日早々と測量の日を記念としたパネルディスカッションが川崎市高津区の市民プラザで開催されました。主催は神奈川県測量設計業協会川崎支部、座長は漫画家のサトウサンペイさんでした。テーマは「地図の楽しみを語ろう・今と昔そして未来」でした。

 なぜ参加したかというと、8人のパネリストの2人が「平成の伊能ウォーク」の本部隊員で、内1人の畑中さんから案内を頂いたからです。畑中さんとは、5月26日の日本ウォーキング学会でお知り合いになりました。早稲田大学の国際会議場・井深大ホールでシンポジウム「伊能ウォークを振り返る」を拝聴していました。去年一昨年からの朝日新聞の掲載記事で伊能ウォークが開催中との報せは目にしていましたが、改めてその中身の素晴らしさを感じました。

 一口で言うと、2年間かけて実歩日515日で日本中11,030キロを17万人以上が歩いた、そんなウォーキングです。この規模のイベントはランニングでは無理、不可能ですね。やはり、ウォーキングの底辺の広さを痛感いたしました。200年前の伊能忠敬さんの<日本地図プロジェクトX>が平成の御代に、50歳以上の中高齢者の健康志向、第2の人生街道に繋がったのでしょう。

 その515日の様子をまとめた「私の伊能ウォーク574日」の著者が大阪の畑中さんです。建設会社に勤務されていた方で、土木技術者です。この方とウォーキング学会の懇親会で親しくなり、名刺を交換しました。そしたら5日位経って、その本が送られてきました。見開きA4サイズ、表紙の帯にはサトウサンペイさんが、「伊能ウォークに参加して歩くことに目覚めました。伊能さん、ありがとう。畑中さん、ありがとう!」とのイラスト入りのメッセージを載せています。

 <日本の集客都市化を実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/06/02)





前のページへ戻る