コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.340

今週はMXテレビの取材とウォーキング学会発表とプラスα 第7幕
〜早稲田の井深大ホール、高齢ウォーカーがマイク片手にウォーキング談義〜
 話をウォーキング学会に戻します。皇居桜田門から早稲田に引き返し、国際会議場の井深大ホールに入ります。フォーラム<ウォーキングファッション>が開演中ですが、会場には空席が目立ちます。ミズノのウェア企画の方がスポーツと色の関係をプレゼンしています。その後、女優の森下涼子さんが「私のウォーキング」を語りますが、あいにく私は森下さんの出演するTV番組は見たことがありません。

 森下さんの話はさておき、この方の姿勢はバツグンですね。背骨の垂直軸がピン!と延びています。その姿勢で、伏し目がちに話されますから、これはもう男にとってはたまらない艶っぽさですね。この方はロケとかに行っても暇が出来るとスタコラサッサとウォーキングされるそうです。その時はワールドマーチを履くそうです。何でも講談社の雑誌<ウォーキング>の表紙を飾るモデルだそうです。

 一人一人のプレゼンが終わって、壇上に5人のパネリストと座長が居座ります。やっぱり森下さんの姿勢が抜きんでていますね。ミズノとかアシックスと月星化成の方々は、座った姿勢が様になっていません。スポーツ産業に従事する割には、普段から歩いたり走ったりをキチっとやってませんね。会場が明るくなって見渡しますと、かなりの男女な高齢者集団が見受けられます。

 質問の時間になって、この高齢者の方々が交互にマイクを占領します。質問というより、自分のウォーキングなライフスタイルを延々と語ります。座長が青ざめて、なんとか早く切り上げるように焦りますが、ご本人は気持ちよくマイク片手に我がウォーキングを紹介しています。一瞬。あの塩ジーの関西弁が頭に浮かびました。

 <日本の集客都市化を実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/05/30)





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