コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.328

集客都市の視点でジョギングとランニングの融合を実践する 第6幕
〜土木学会&ランニング学会で千客万来のウォーキングイベントを開催予定〜
 東京都心の地図に目を凝らして、四谷から神宮外苑を経た後どう進むかを組立ますが、やはりゴールはレインボーブリッジを越えた臨海副都心のお台場ですね。その途中は渋谷川から古川に沿って進むこととしました。これで、15〜17キロ位のコースが設定できます。途中には、麻布十番駅に近い一之橋河川公園もありますし、竹芝桟橋、日の出埠頭、芝浦埠頭も通って行きます。圧巻は、レインボーブリッジの上から眺める台場です。

 それで、私が参加している土木学会のコンサルタント委員会とランニング学会の企画委員会に働きかけることにしました。一応の事前承認らしき物は得られましたので、企画案を練り上げてコースの下見をして正式な実施要項を作る段階に来ています。問題は開催趣旨です。何の目的でこんなウォーキングを実施するかです。これは、簡単な話です。私の頭の中には「東京構想2000〜千客万来の世界都市東京をめざして」がこびり着いています。

 ですから千客万来の世界都市、東京を実現するために、土木学会とランニング学会が共催して一般市民が参加するウォーキングイベントを開催します、これで一丁上がり、後は千客万来にふさわしい参加者が集まるように構成演出をひねり出せば良いのです。東京に在住の外国人、たまたま来訪中の外国人の方々にも参加可能な実施要項を組み立て中です。

 11月18日頃、初冬の東京都心の佇まいが何とも好きです。四谷の迎賓館や赤坂のご用邸周辺、神宮外苑の一帯をゆっくりジョギングしていると日本に生まれた幸せを感じます。そりゃ〜、NYのセントラルパークもよろしいけれど、風情と言うか、情緒と言うか、東京都心のジョギングコースは世界一等の趣を持っています。これを走るんではなく歩いてみる。まさに、千客万来の国際集客都市、東京ならではの新しい風物詩にいたしたいと感じています。

 <日本の集客都市化を実践する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/05/10)





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