コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.308

◎東京ロードランナーズクラブの今年度の活動計画を検討中 第2景
〜花のお江戸のランニングインフラ、まずはジョギングMAP作りから〜
 昨日、<千客万来のランニングシティ・東京ジョギングMAP>のプロトタイプをA4版で2枚、皇居周辺を対象にして作成し、東京コンベンション・ビジターズビューローに提出しました。昨年の暮れから、コンベンション事業部長の岡田さんからジョギングMAPの見本作成を頼まれていましたが、なかなか仕上げることが出来ませんでした。

 気に掛かっていました。この土曜日にお花見RUNを兼ねて、皇居周辺をユックリ走りながら、ジョギングマップのイメージを頭に湧き立たせていました。皇居周回の5キロコースから、日比谷公園に日比谷壕の楠公像の周辺、靖国神社の正面から飯田橋を経て、市ヶ谷の三つの外壕、四谷の交差点、上智大学の横、弁慶壕から赤坂見付・・と巡って、ついでに一流にシティホテルの位置も確認しました。

 午後2時から4時間かかって頭にジョギングマップのイメージが湧いて来ました。この4時間のジョギング中、欧米系の外国人男女ジョガーの多さを再確認しました。間違いなく現在の東京都心は外国人のランニング・パラダイスですね。今の時期、桜が咲いて日本の春の真っ盛りを堪能できますし、治安がよろしいから走っていても命の心配がありません。

 大阪が本気で国際集客都市を目指しています。その点、東京は集客産業の振興に関しては昼寝を貪って、欠伸のしっぱなしです。「ま〜日本の首都やから、なんとか人もやってくるやろ」、そんな感じです。欧米の都市に行って気が付くのは朝夕のシティジョガーの多さです。日常生活の中にランニングが浸透しています。そんなライフスタイルの人々を呼び寄せようとするのですから、東京にランニングインフラの整備は極めて重要な<都市観光の作戦>だと思います。

 <東京ロードランナーズクラブ> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/04/10)





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