コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.305

◎24時間走り、東京学芸大学は季節はずれの雪が〜降ってる〜 第4景
〜晴天微風なナイトウォーキング、放射冷却で気温が低下し体が凍ります〜
 日付が変わって4月1日になります。テント脇のたき火の威勢はますます盛んで、当たり始めるとなかなかコースに復帰できません。コース上に5名くらい、卓球場に2名でしょうか?あと8時間のタイムアップを心待ちに周回を重ねます。明け方に2時間の休息を取って110周を達成できる見通しが付いてきました。

 卓球場の床の上でマットを敷いて、ストレッチをします。ウォーキングを続けているだけですから、特段の筋肉疲労や関節の痛みはありませんが、体型を垂直に保つ体幹筋の中で、背筋が相当の凝り固まりです。ゆっくりとマットの上で、背筋を延ばしたついでに腹筋も延ばします。ニンニクの錠剤を飲みます。風は弱く晴天、放射冷却が効いて気温は1度から2度、夜明け前は氷点下になりそうです。

 女性2名がしぶとく走りを継続しています。時速7キロくらい、それでもウォーキングの私をキッチリと追い抜いて行きます。最初からウォーキングのオジサンも100周回の目処が付いたみたいです。全然ウォーキングのスピードは鈍っていません。年齢は70歳代との事です。長身で細身の体型は、時間が立っても垂直軸の背骨がピ〜ンと延びています。

 午前4時、104周回を終えて大休止に入ります。カップ麺、オニギリ、チーズ、チョコレート、バナナを食べて、コーンスープとホットコーヒーを流し込みます。体が冷え切っていますので、渡辺先生の研究室で仮眠を取ることにします。ストーブが燃える脇の床に畳が置かれ、その上の簡易寝床にゴソっと潜り込んで寝込みます。6時から再開し、7周回を稼いで111周回を目指しましょう。

 <東京ロードランナーズクラブ> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/04/05)





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