コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.296

◎その手は桑名の焼き蛤、桑名で都市観光シンポジウムが開催 第1景
〜桑名の国際都市観光は、ウルトラ120キロランニングが幕開けします〜
 JR東海の企画切符、「日本往来・東海道ウォーキングきっぷ」の売れ行きがよろしいようです。家康が関ヶ原で勝ってほどなく、東海道の宿駅整備を急がせ、伝馬制を翌年早々に布きました。今年がそれから400周年とのことで、東海道の旧宿場町は、ウォーキングきっぷの売れ行きを加勢にして、<街興し>を進めています。

 東京でも遅ればせながら、日本橋の上を覆っている首都高速の地下化の検討が始まるようです。2003年が日本橋誕生から400周年です。日本の交通の要所、要の日本橋は東京オリンピックのお陰で、首都高速が上空を覆って、以来日の目から阻害されています、その下を流れる日本橋川も日陰の身の哀れな姿を曝しています。<千客万来の世界都市>をめざす東京に、日が燦々と照りつける日本橋の晴れ姿は是非とも必要でしょう。

 「その手は桑名の焼き蛤」の桑名の宿でも、<くわなルネッサンス2001>が始まって、人口10万人の都市観光に挑戦を開始しています。それで、明日27日午後に桑名の六華苑という歴史文化遺産で、「都市観光シンポジウム」が開催されます。パネルディスカッションが予定されていて、都市観光を創る会の森下慶子さんと楠本洋二さん、三重県理事の盛岡さん、それに桑名在住のランニング学会企画委員の藤田の4人がパネリストで出演します。

 桑名の鼻っ柱の伊勢湾に2005年、中部新空港が開港します。私のパネリスト発言は、ランニングを核とした<街づくり>を、新空港の開港に合わせて準備中ですので、その120キロランニングを紹介します。そして、都市観光イベントの優等生であるNYCマラソンの参加体験や「走りたくなる街、ボールダー」の10キロランニングもお話しするつもりです。

 <東京ロードランナーズクラブ> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/03/26)





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