コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.290

◎第1回東京シティマラソンの開催が近づいて来ました その7
〜雨が上がった桜田門の時計台、マラソンレースのスタートが切られました〜
 9時40分になって、開会式が始まりました。私は受付係ですので参加できませんが、宇佐美先生が開会挨拶に引き続き、諸注意を説明されています。MXテレビのカメラが回っています。それで、いよいよスタートが近づきます。私がスターターになりました。オレゴンのポートランド土産の赤いキャップを下から上に振り上げて60人のランナーが走り始めました。たった1人、アキレストラッククラブの田中さんが上下真っ赤のユニフォームでウォーキングを披露されています。

 ボランティアの方々に緊張感が漲っています。350ccの給水ボトルの受け渡しの最終チェックが始まっています。MXテレビはランナーの後を追っかけて行ったみたいです。先頭が半蔵門を通過!との無線連絡が入ります。なもなく桜田門にいるゼッケンチェックから先頭ランナーのゼッケンナンバーが、スピーカーを通じて報らされます。そのナンバーのボトルを手にしたボランティアが時計台の位置で待ちかまえます。完璧な給水サービスが演じられました。

 続々とランナーが通過します。給水サービスが大忙しです。盲人ランナーと伴走者のカップル2組への給水に手こずったようです。さっそく、サービス改善の手法が検討され、改善策が出来たようです。空の雲が少なくなって、暖かい天気になっています。時間が経過すると、周回チェック担当とタイム計測並びに完走証作成のボランティアさんが忙しくなって来ます。2周回10キロで早くもフィニッシュするランナーが登場しています。私は東京学芸大学から借りてきたゼッケンの回収係になって、走り終えたランナーを追い回していました。

 第1回東京シティマラソン・フルマラソンのトップが40キロを通過しました。宇佐美先生がマウンテンバイクに跨って、ラストスパートの声援を披露されます。ゴールの時計台では、ゴールテープの急造が始まっています。60人のボランティアの大声援の中、2時間34分くらいのゴールタイムでした。とっても気持ちよく走れたと言ってくれました。国弘氏からの祝島名産「琵琶茶&よもぎようかん」の賞品が手渡されました。

 <東京ロードランナーズクラブ> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/03/22)





前のページへ戻る