コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.288

◎第1回東京シティマラソンの開催が近づいて来ました その5
〜明日は晴れ、東京ロードランナーズクラブは早くも次の企画を進めます〜
 いよいよ開催が明日に迫りました。11時の天気予報によると、明日は明け方まで雨、その後晴れて北西の風が強いとのことです。取りあえずは一安心ですね。

 昼頃、小田急線の参宮橋駅前で、宇佐美先生と明日の最終打ち合わせをしました。先生は本日、日本学生トライアスロン連合の会合があるとの事で、連合の事務局がある渋谷近辺まで出向いて来られました。名刺を頂きましたが、連合の会長をされています。それで、駅前の中華料理屋でランチを食べながら、明日の細かい所まで確認をしました。

 先生の話では、スポーツボランティアが大挙参加されるとの事です。大会自体が第1回、初めての開催ですが、スポーツボランティアとしても、結成後の初めてのボランティア実践の場になるとのことです。ないないずくしの大会運営で、ボランティアの方々には主催者として、何のお礼も差し上げられませんが、今の世の中、結構良い時代になっていますね。

 先生とは、4月からの新年度になっての活動についても話し合いました。取りあえず、来年度も皇居周りで大会を開催して、100人を越える参加者を集めようとなりました。その他、今年の10月に、豪州サウスウェルズ州のシドニー郊外で開催を予定している「カウラ豪州桜祭り・RUN&WALK」についても、経過を報告しました。ランナーが日豪の国際親善、文化交流の橋渡しをするランニング企画です。

 シドニー西方300キロの内陸に、第2次世界大戦中の連合軍側の捕虜収容所がありました。そこに日本人捕虜にまつわる悲劇の物語があります。これが縁となって、終戦後に日本庭園が開園しています。そこに植えられた豪州桜の並木を巡りながら、10キロのRUN&WALKを日豪のランナーらが楽しんで、かっての悲劇を我が身の体験として実感する、そんな企画です。

 <東京ロードランナーズクラブ> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/03/17)





前のページへ戻る