コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.285

◎第1回東京シティマラソンの開催が近づいて来ました その2
〜18日の天気予報は曇り後雨ですね、雨が降っても走りますよ〜
 昨日の夕刊の週間天気予報によりますと、18日の日曜日は曇り後雨です。何となく気が重いですね。屋外イベントを主催すると、天気の心配が付きまといます。それにしても、今年は3月になっても寒さが居座っています。東京証券取引所の平均株価は下がる一方で、先々の経済不安が募ります。世間では、物騒な事件が多発しています。先々の生活の安全と安心が保障されない、今の日本です。

 30年前のアメリカのそうでした。国内外に難問が山積し、八方ふさがりの状況でした。当時の日本は、大阪の千里で万国博覧会の真っ最中でした。日本中は好景気に沸いていまし。私は大学4年生でした。就職の心配など全くありません。青田刈りが当然、4年生になった早々に就職が決まっていました。

 そんな蛸壺状態の米国はニューヨークに、フレッド・リボーという方が、「せめて1年に一度、ニューヨークをみんなで気持ちよく走ろう」と、今のNYVマラソンの原型を提唱し、セントラルパークを4周回する集いを始めました。集まった方々は、ニューヨークロードランナーズクラブの会員が多かったようです。昨年のNYCマラソンのゴール地点に、リボーさんがストップウォッチを握っている銅像が立っていました。今や、NYCマラソンは世界中から、健常者はもとより障害者のランナーも大挙されるビッグなランニング・イベントになっています。

 <東京ロードランナーズクラブ> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/03/13)





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