コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.283

◎ITS、高度道路交通システムは市民ランナーが実践します その2
〜12時ジャスト、八丁堀の鉄鋼会館で3者対談が開始されました〜
 9日午前11時30分から、八丁堀の鉄鋼会館6階608号室で、「(建設業界における)ITSビジネスの未来市場を考える」というテーマで3人対談が始まりました。まずは軽食を取りながら、3人の近況などが話題になります。たった今、知り合ったばかりの3人で、今から巧く対談が進むのか心配、不安なんですね。経書が終わって、コーヒーを飲み干して、お冷やをすすっていよいよ本番が始まります。

 3人のメンバーを紹介します。名古屋で自治体の街づくりコンサルタントをする<スペーシア>の代表の伊沢知旦さん、出版会社<山海堂>でITS調査班の左近俊彦さん、それに建設評論家の私です。左近さんは、<ITSビジンスの未来地図>をはじめに<ITS白書>とかを出版され、その売れ行きは好調ということです。

 対談が始まります。目の前の席に速記者が鉛筆を走らせています。編集者がカメラを構えてシャッターを押します。何とも言えないプレシャーを感じますね。私がこの対談の全体進行シナリオを作って、本番で司会しながら対談メンバーにも入る、これは対談が始まってみると、結構シンドイものだなと感じました。テレビの撮影と違って一発勝負、やり直しは効きません。

 ITSとは「高度道路情報交通システム」のことですので、まず第1ラウンドは各人のカーライフの紹介から始めます。伊沢さんはホンダのオデッセイ、左近さんはスバルのインプレッサ、私はなぜかヤマハのセローに跨っています。各人が5分ずつ3人で15分、これを6ラウンド進めますと90分、1時間半で編集者の要求を満たす時間割りとなります。時間の進行も私が調整することになります。他の2名のお話の長い短いに合わせて、私の話す時間を調整します。用意しているランニングの話題を話すかどうか頭の痛い選択になります。

 <ITSビジネス・走談家> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/03/10)





前のページへ戻る