コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.282

◎ITS、高度道路交通システムは市民ランナーが実践します その1
〜取りあえず、土木学会誌3月号にランニングの投稿が掲載されました〜
 土木学会誌3月号が発刊されました。私の投稿<走りたくなる街の土木インフラ>は、87〜89ページと3ページをカラー写真16枚付きで飾っています。私の肩書きですが、正会員、建設評論家、トレンドアナリストということにしています。最近の編集技術とか印刷技術の進歩のお陰で、実際に編集者に提出したカラー写真よりも印刷された写真の方が、明るく綺麗に見えるんですね。

 中身は、この2年間に参加した海外ランニング大会で目にした土木構造物とそれを利用するランナーの織りなす風景美の紹介です。1998年8月のオレゴン州の300キロ駅伝、ポートランドの古色蒼然たる鉄橋とウイラメット川の岸壁プロムナードのジョガーたち。99年7月の西豪州のパースでの手作りフルマラソン大会、スワン川岸辺の専用歩道のジョガーたち。

 00年5月のコロラド州ボールダーのクリーク沿い専用トレールコース、高橋尚子さんも走りを楽しんだ水音と野鳥の鳴き声がふんだんに楽しめるジョガーたち、00年11月のニューヨークシティマラソン、3万人のランナーと300万人の観客がフィージョンするダイナミックな都市風景を5本の橋梁を渡るランナーの姿で紹介しています。

 それで土木学会誌3月号は、「ITで土木はどう変わるか?」とのタイトルの特集を掲載しています。多くのIT絡みのレポートが満載されていますが、「道路のIT革命−ITSへの挑戦」が気に掛かります。実は明日9日、まさしくこのITSで3者対談を企画して出演します。ですから、この1週間くらい頭の中はITSがモーレツに駆け巡っています。「ITSビジネスの未来市場」が対談テーマで、この対談中にランニングの話題をどこで挿入するか、悩んでいます。

 <ITSビジネス・走談家> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/03/08)





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