コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.275

◎3月4日、佐倉朝日健康マラソン会場はソリューション走談家デビュー その1
〜会場に大塚製薬のランニング相談コーナーが開設され、私が相談員ですよ〜
 大塚製薬がエネルゲンランナークラブ(以後ERCと略す)を運営しています。ランナーの方々はご存じですね。このERCが3月4日の千葉県佐倉市で開催される第20回佐倉朝日健康マラソンの会場、岩名運動講公園第1野球場にブースを設営して、ERCの会員募集の促進を計ることになり、併せてランニング相談コーナーも出店する運びとなりました。

 それで相談コーナーの相談員の派遣依頼がランニング学会に来まして、人選の結果、なんと東海大学の体育学部教授で元五輪マラソン3回連続出場の宇佐美彰朗先生とかくいう私が相談員として選ばれました。宇佐美先生は、人選された理由が簡単に理解できましね、ところが私はとなると単なる一般市民ランナーで、ランナーとしての競技成果も白紙の状態ですから、選ばれた理由が理解できませんでした。

 大塚製薬のテレビコマーシャルによると、日本のランニング人口は1000万人と云いますから、一般の市民ランナーのランニングに関する悩み、相談事、わだかまり、ぼやき、諦めとかも千差万別なんでしょう。だとしたら、宇佐美先生が解答をだせないような相談事が寄せられるかもしれません。今の世の中、不景気で悩みの種は尽きることがありません。

 一般サラリーマンの方々のランニング愛好家は、ランニングの技術、技量、トレーニング・・とかのテクンカルな分野より、オフィスでのリストラ、セクハラ、オヤジ狩り・・や家庭でのローン返済、夫婦間の不和、子供との確執・・とかの悩みを解決、相談に乗る、話を聞く、そんな相手を求めているかもしれないと思い立ちました。となると、今世間で大流行のソリューションビジネスと云うことになります。

 この数年、金融機関がお百度を踏んでいるソリューション・プロバイダーが新日本製鉄のEI事業部です。ここに金融工学を駆使するとてつもないソリューション部隊がいます。以前、取材で訪問して聞いたことがあります。「ソリューションって?」尋ねると、その答えは簡明でした。「お客さんの悩みに応えること」でした。

 <ソリューション・走談家> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/02/21)





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