コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.262

◎パネル討論<東京国際市民マラソンをデザインする>お知らせ その8
〜彩の国さいたまマラソンは、午前9時前に上尾市内の旧中山道をぶっ飛ばす〜
 昨日4日、<2001年彩の国さいたまマラソン>に参加しました。東京都心から一番近い上尾市内の目抜き通り(=中山道)を走れる日本陸連の公認大会で、競技者と市民ランナーがともに走るフルマラソン大会です。コースは上尾運動公園の陸上競技場をスタート&ゴールとする大周回フラットで、記録を出しやすい大会として人気があります。それにしても、昨日は曇天で気温が低く、北風が強かったですね。

 開催要項の趣旨は、<競技者と市民ランナーが一緒に走るフルマラソン大会を開催し、県民の健康増進及びスポーツ振興を図る>です。参加資格が、フルマラソンが4時間20分以内、ハーフは2時間以内で完走できる18歳以上の健全な者でOKですから、中級の市民ランナーなら参加できます。それで、毎年3千人以上のランナーが参加しています。結構、遠来のランナーもいらっしゃいます。この時期、信越地方など雪国のランナーが数多く参加されます。ですから、開催趣旨には入っていない、埼玉県の観光産業の振興にも一役買っているはずです。

 7年連続で参加していますが、年々若い女性ランナーが増えています。彩の国の<彩>とは、いろどりや美しさを表す言葉ですから、カラフル衣装の女性ランナーが増えることは、願ったり叶ったりですね。交通整理にあたる埼玉県警の白バイにも女性ライダーがいらっしゃいまして、たまに併走して元気を与えてくれます。

 <東京国際市民マラソンをデザインする>に参考になるのは、スタート時刻が8時40分と通常のマラソン大会より相当朝早いことです。道路の交通規制の観点から朝早くなったのでしょう。海外のシティマラソンには朝7時スタートとかもありますから、大都会の目抜き通りを走るシティマラソンは朝早くスタートすることも、重要な開催条件となるでしょう。東京シティ・ナイトマラソンって、良いかも知れません。

 <千客万来の走り屋・道楽衆> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/02/05)

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   http://www.u-gakugei.ac.jp/~watanabe/sr/index.html
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