コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.260

◎パネル討論<東京国際市民マラソンをデザインする>お知らせ その6
〜市民ランナーの強い味方、透水性舗装は三浦先生が考案者です〜
 男性のパネリスト、三浦先生と木谷部長を紹介しましょう。

三浦 裕二 プロフィール

昭和11年生まれ。工学博士。33年日本大学工学部土木工学科卒、日本道路鞄社。37年日本大学理工学部交通工学科助手、同専任講師、同助教授を経て、57年より交通土木工学科教授、現在に到る。専門は舗装工学、環境工学。都市環境研究会を主宰。近著に<運河・再興の計画=房総水の回廊構想><工学的生物学><水の百科事典><早引き土木現場用語辞典>。市民の視点からの舟運の再興を提唱している。

 三浦先生とは、9年の夏からのおつき合いです。当時、沿岸海域の環境問題を扱った日大の公開フォーラムを主宰されていました。市ヶ谷の日大講堂でフォ−ラムが終わって、懇親会で一杯飲んで名刺交換して二言三言交わして、すぐに「おまえが、あのシビックアスリーターの藤田か」と念を押されました。当時、シビックアスリーターの肩書きで日刊建設工業新聞に論説を連載していまして、三浦先生もその連載を担当されていました。長身で姿勢のよい、気さくな大学教授、透水性舗装の権威です。

木谷 正道 プロフィール

昭和22年神奈川県生まれ。東京大学経済学部卒業。東京都総務局、都企画調整局、経済企画庁内国調査課、都職員研修所調査研究室長(自治体シンクタンクづくり)、新宿西清掃事務所長(早稲田周辺商店会とのリサイクルまちづくり)などを経て、平成11年6月から、「都民と創る東京都産業振興ビジョン」策定に取り組む(昨年7月に発表)。行政主導からの転換=民間・地域が主導する東京再生を目指す。

木谷部長を見たのは、99年8月23日の都庁大会議室でした。<東京の産業振興ビジョンを考える 政策研究フォーラム>でコーディネーター役を演じられていました。パソコンを使ったプレゼンテーションの切れ味が小気味よかったので、「これは一丁、チャレンジプロジェクトに提案を出してみるか!」と決心して、<東京チャレンジ・国際市民マラソン>なる提案を投げ込みました。一寸先は闇、まさか1年後に同じ都庁の大会議室で、私が<東京国際市民マラソン>をテーマにコーディネター役を演ずるとは、夢にも予想がつきませんでした。

 <千客万来の走り屋・道楽衆> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/02/03)

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   http://www.u-gakugei.ac.jp/~watanabe/sr/index.html
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