コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.256

◎パネル討論<東京国際市民マラソンをデザインする>お知らせ その2
〜パネリスト、7人のうち4人の方はランニングをしていません〜
 月刊ランナーズ誌の最新3月号で、増田明美さん毎日新聞特別委員の大島さんが対談をされています。大島さんは、東京の銀座を市民ランナー3万人が走るシティマラソンの開催を話題にされています。ランニング文化の話題も上がっています。なぜ3万人の市民ランナーが銀座を走らせるようにするのが、大事なのか?この重要性を走らない一般市民の方々にもキチっと納得して頂く必要があります。

 3月20日のパネル討論<東京国際市民マラソンをデザインする>のパネリストをランナーかそうでないかで、分類します。

走らない:三浦 裕二(日本大学・理工学部・交通土木工学科・教授)
     木谷 正道(東京都・労働経済局・産業政策担当部長)
     小竹 直隆(東京コンベンション・ビジターズビューロー・専務理事)
     増島みどり(スポーツ・ライター)
ランナー:赤石みさ子(サンシャイン・フィットネス・代表、市民ランナー)
     青柳友紀子(大成建設・市民ランナー)
     藤田 俊英(東京ロードランナーズクラブ・事務局長、市民ランナー)

 4人がランナーでなく、3人がランナーです。この4人の方々が、東京シティマラソンをいかにデザインされるか、デザインする前に、「そんな人迷惑なことを考えるな!」とお叱りを受けるかもしれません。当たり前の事実ですが、走らない人の数が圧倒的に多い日本です。走らない方々も楽しめる、共感を覚える、ファンになる、そんな東京シティマラソン、・・どんなマラソン大会なんでしょうか。

 昨日、増島みどりさんの事務所を訪ねました。彼女の略歴と写真を頂いて、ついでに1月10日に発刊されたばかりの彼女の新刊「シドニーへ 彼女たちの42.195km」(文芸春秋、1619円+税)をプレゼントされました。「女子マラソンの真実/1年有余をかけた徹底取材。国内外40カ所、約4万kmを併走して初めて書きえた同時進行ドキュメント/高橋尚子、山口衛里、市橋有里、小幡佳代子、弘山晴美、有森裕子・・・」との薄緑の帯が張り付いています。

 <千客万来の走り屋・道楽衆> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/01/30)

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   http://www.u-gakugei.ac.jp/~watanabe/sr/index.html
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