コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.240

◎第3千年紀・元旦、大江戸夢舞いマラソンに70人が新春駆け 第4幕
〜隅田川の両国橋の袂で、ボランティア3人娘が黄色い声で声援送る〜
 それでは軽く完走レポートを紹介しましょう。レインボー大橋を渡って芝浦に降り立ちました。風が弱くなります。<ゆりかもめ>の線路の下の海岸通りを進みます。前方に一見してウォーキングな集団が大群をなしています。某新聞社主催の元旦ウォーキング大会のようでした。一応、「ご苦労様です、私らランニング中で〜す」とか言って、愛嬌を振りまきました。

 この集団以外の人影は目にしません。日の出桟橋から浜離宮、芝公園を右手に見て、国道1号にブチ当たり、右折します。神谷町から虎ノ門当たりで、金比羅さんの初詣の賑わいを目にします。交差点で、明走会の森村さんが震えながらお待ちのようでした。外堀通りを新橋JRのガードを潜って、銀座中央通りに入ります。相変わらず、人影は見あたりません。有楽町が左手当たりで、多少の人影を目にします。

 10キロ地点位でしょうか、日本橋を渡ります。三越前を過ぎて、室町交差点から江戸通りにでます。車と人通りがありませんので、前方の見晴らしが利きすぎます。寒さを余分に感じますね。この当たり、コンビニはシッカリと営業中ですね。ウェストバッグから500ccのペットボトルに入った<明治のバームウォーター>をゴクっと補給します。馬喰町で靖国通りに入り、両国橋を渡ります。

 渡り切った袂で、ボランティアの娘さん3人が声援をしてくれました。緑1丁目の交差点から、清澄通りを北に進みます。JRのガードを潜って、江戸東京博物館の東脇を過ぎて、なんとか公園でトイレ休憩です。ペットボトルにバーム粉末を放り込んで、水を注いでから喉を潤します。この当たり、地名は横綱でなく横網(ヨコアミ)なんですね。私は、国技館が近いから、ヨコヅナとばかり思いこんでいました。まもなく。15キロでしょうか。脇を追い越す車から、「頑張って」が聞こえます。

 <大江戸で夢舞う走り屋・道楽衆> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (01/01/05)




前のページへ戻る