コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.236

◎若狭湾の2市5町1村を繋ぐウルトラ・ランが福祉タウンされるかも
 東京都庁の労働経済局の木谷部長を通じて、環境デザインセンターの佐々木さんが、ランニング学会にヒヤリング他を希望されましたので、12月27日の午後1時から神田錦町の富士総研に、宇佐美彰朗企画委員長と渡辺雅之理事長と私の3名で対応いたしました。相手方は、マクロエンジニアリング学会の増子さん、富士総研の中さんに環境デザインセンターの佐々木さんの3名です。

 福井県嶺南地方、若狭湾沿いの敦賀市や小浜市などの2市5町1村ですが、この地方一帯の福祉タウン構想に、是非ともランニングを核とした広域連携な事業を組み込みたいとの意向で、あれやこれやいろいろとヒヤリングを受けました。佐々木さんは、00年7月21日の都庁大会議室で開催しました<産業振興ビジョン・シンポジウム〜東京国際市民マラソンは東京産業振興の切り札となるか?>に参加されて、私の基調講演でNYCマラソンのあらましを聞かれて、ランニングが産業振興に貢献する可能性を信じる気になったようです。

 木谷部長とは、神奈川県の平塚の市民活動交流の場で顔見知りとの事でした。宇佐美先生と渡辺先生と私が、2時間に渡ってミッチリと、ランニングが町づくりに貢献した国内外の事例を紹介しました。日本国中に市民活動家は数多輩出していますが、ランニングが町づくりに繋がると言っただけで、大抵の市民活動家はソッポを向きます。kakekkoが町づくりになるなら、ワシら苦労せーへんわ、んな感じです。

 そう言うなかで、素直にランニングと町づくりの繋がりを想像できた佐々木さんは勘の良い方とお見受けしました。年開けて、ヒヤリングの裏付けを取って、嶺南地方福祉タウン構想に是非とも掲げたいとの感想を頂きました。

 以前にも、この百走談で紹介していますが、私自身が2001年の10月に、嶺南地方の敦賀から湖北の長浜、関ヶ原、西美濃の大垣を経て北伊勢の桑名まで、日本海若狭湾と太平洋伊勢湾を繋ぐ120キロの広域連携な臑自慢を予定していますので、敦賀がご縁となる楽しい構想のお役に立てれば、走り屋・道楽衆冥利に付きます。

       <福井嶺南地方で走り屋・道楽衆> 街づくりランニング商会  藤田 俊英 (00/12/31)




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