コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.232

◎ワイキキ海浜、観光プロムナードを道楽衆がCIVIC駆け 第8幕
〜常夏のリゾート、修学旅行生もホノルルマラソンを楽しみ駆ける〜
 沿道の観衆はNYシティとかに比べると、月とスッポンです。朝は早いし、リゾート地だし、仕方がないでしょう。その代わり、日本の団体ツァーの幟が翻っていいす。エグザス、セントラル、ランナーズ、地球を走る会、三井スーパーマラソン、JTB・・、東急観光・・、日立ツーリスト・・、・・とかもの凄い数です。マラソンに参加する選手以外にも、テァーのスタッフたちもかなりの人数ですね。

 ランナーの中に学生さんたちが多く見かけます。東北高校、大阪聖徳学園、兵庫県立・・工業高校、・・学園とかのユニフォーム姿が、それなりの走りを続けていますから修学旅行なんですかね。後は、米国西海岸のオレゴンやカリフォルニアの観光ツァーランナーが、お揃いのユニフォームで楽しそうに走っています。

 エイド・ステーションは全部で16箇所、氷の入った大きな紙コップにたっぷり入った水とアミノバイタルを選ぶことが出来ます。先に通過したランナーの放り投げたカミコップがグシャっと潰れて散乱し、おまけに道路は水浸しと足下に注意しないと滑ってしまいます。途中から氷水を頭からかけて、走っていました。

 12マイルを過ぎたあたりで、先頭集団と擦れ違います。さすがに、招待選手たちは速いですね。それで、段々と折り返してくる人数が増えて、16から17マイルをグルっと回ってゴールに向かう帰り道をヒタ走ります。太陽の光が背中を指します。

 <常夏のホノルルで走り屋・道楽衆> 街づくりランニング商会 藤田 俊英 (00/12/25)




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