コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.227

◎ワイキキ海浜、観光プロムナードを道楽衆がCIVIC駆け 第3幕
〜常夏のリゾート、未明のカピオラニ公園にエグザスの法被装束が威勢張る〜
 ホノルル二日目、未明からマラソンのゴール地点のカピオラニには、日本人ランナーが溢れています。皆さん、ツァ−毎に行儀良く一団となって行動しています。ユニフォームを設えてツァーも結構多いですね。<地球を走る会>や<三井スーパーマラソン>はお馴染みのキャップで識別できます。<ランナーズ>はランパンとランシャツが揃っています。後は、<エグザス>とか<セントラル>と言った全国展開しているスポーツクラブの威勢の良さが際だっています。

 私たちのツァーは金が嵩む事は御法度です。おまけに、徒党を組んでジョギングするとかの示威行動にも縁遠いご一行です。私は、昨日の飛行機のひどい揺れで、右の腸頚靱帯がおかしくなっていますので、ジョグは遠慮してウォーキングで公園の海岸沿いの歩道をダイヤモンドヘッドの方向に向かいました。地元の方々が、ジョギングやウォーキングを楽しんでいました。

 朝9時にツァーメンバーが集まって、ナンバーカードを受け取ります。<32059>が私のナンバーでした。カードの白地にJALの赤字が目立ちます。午後3時頃まで、米国工兵隊の手になる観光土木施設を調査に行きます。ホノルル動物園の横を北上してアラワイ運河の終点にたどり着きます。ここから約2キロの運河沿いのプロムナードを西に進みます。水深の浅い運河です。

 足下の護岸を観察しますと、浅い運河底の珊瑚礁から護岸が立ち上がっています。真っ黒い10cm位の魚が群れています。時たま、フグがノソっと動いています。ジョギングをする人は、この運河沿いのプロムナードはあまりお好きではないようです。カラカウア通りを越え、アラモアナ通りに入ります。有名なショッピング・センターが目の前に姿を見せます。通りの反対側にアラモワナ・ビーチパークが、新しい観光土木インフラです。

 <常夏のホノルルで走り屋・道楽衆> 街づくりランニング商会 藤田 俊英 (00/12/22)




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