コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.226

◎ワイキキ海浜、観光プロムナードを道楽衆がCIVIC駆け 第2幕
〜常夏のリゾート、ホテルは断水で屋外の無料海浜シャワーで一汗流す〜
 バスで着いた所はワイキキの東、クヒオ・ビチパークとカピオラニ・ビーチパークの境目にあるパーク・ショア・ホテルです。私の参加したツァーはシャイニング・ホノルルマラソンというもので、なぜか無粋でノンランナーなオヤジさん3人に身を任す羽目になっています。当たり前ですが、暑いです。間違いなく、常夏ですね。ホテルの目のビーチではビキニ丸出しのご婦人が寝そべり、ビール腹の殿方が欠伸しています。

 ここからがシンドかったんです。9時からチェックインの午後3時まで、自前で時を過ごすんです。バスでの観光が、安いツァーのため組み込まれていません。カラカウア通りを歩いてバーガーキングでランチして、行った道を戻って、カピオラニ公園のワイキキ水族館に入って、そこを出て前のビーチの木陰で昼寝しました。ランナーがいますね、日本人や米国人がビーチ添いのプロムナードを走っています。

 海を前にして、左手にダイヤモンド・ヘッド、右手にワイキキ・ビーチの高層ホテル群と、映画の通りの眺めです。映画になかったのが、そこをランナーが走っている風景ですね。世界トップのリゾート海浜に、ジョグブラにジョグパンの日本人でないレディースランナーが映えます。それに比べると日本人女性ランナーのランニング・ファッションは無粋ですね。折角のハワイだから、もっと丸出して走ればと思いますね。

 チェックインして、旅程を解いて、一風呂浴びてと思いますが、水が出ません。今朝になって、水道管が破裂したらしく、ホテル中が断水です。かくなる上はと、泳ぐ格好で外に出て、そこかしこにある遊泳者のための屋外シャワーに駆け込みます。よくよく見ると、プロムナードに設えられたストリート・ファーニチャーとかも見事ですね。海浜で飲んだり食ったりががないんですね。とにかく清潔気品、手入れ万全がリゾートの原点であるようです。

 <常夏のホノルルで走り屋・道楽衆> 街づくりランニング商会 藤田 俊英 (00/12/21)




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