コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.214

第31回NYシティマラソン、町づくるランニングレポート 第17幕
 11月5日は日曜日、午後9時前にヒルトンの南向かいのシェラトンNYの2階のパーティルームに入ります。<ボンベイ>での完走パーティは、余りにも期待はずれで紹介する気がしません。で、NYCマラソンの最後の公式イベントである<セレボレイション・パーティ>を一席語りましょう。

 要は、主催者が開催する<完走パーティ>です。1部と2部に分かれていました。1部は午後6時から7時ぐらいで、まあ表彰式です。ここでトロフィーとかを貰った選手がヒルトンのロビーに貯まっていました。7時半からダンス・パーティが始まります。お堅いこと一切抜き、ひたすら0時半まで踊り続けます。前回98年に来た時は、タイムズスクェア近くの劇場の地下にあるディスコが会場でした。今回は、シェラトンの2階ホール、と少々品格が上がったみたいです。

 NYCマラソンに参加したランナー1人に同伴者が1人まで入場OKです。ですから、パーティの初めは、カップルが大人しくダンスする音楽が続きます。その内、様相が変わって来ます。マラソンの疲れにアルコールが加わって、野生の本能がむき出しになります。バンドの方々がそれを見透かして、音楽のジャンルをロックに変えます。実にエアロビクスでアスレティックなダンスが、ホールのそこかしこで演じられます。

 私は腰の具合が悪くなって、ホールから離れました。ランニングのスタミナとダンスのスタミナは別物と言う方々が踊り続けています。ダンスがマラソンの疲れをフっ飛ばす、そんな人たちです。ホールから出てヒルトンに戻る途中、まだまだパーティにやってくる人たちでエントランスは賑やかでした。

 相部屋の佐々木さんはおやすみになっています。明朝早く、ナイヤガラ観光に行くそうです。ワイルドターキー8年物をオンザロックで味わいます。

 < NYマンハッタンを走り屋道楽衆 街づくりランニング商会 藤田 俊英> (00/11/21)




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