コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.197

ランナーが街づくる、千代田まちネット&桑名市民活動ネット 第6幕
 10月はランナーズ誌が主催する<月刊走り込み大会>でした。月に1回皇居を走って、一風呂浴びて、一杯飲む異業種交流会でグループを組んで多数が参加します。私は班長を仰せつかった第2班は、なんと4人で2015キロを走破しました。私が815キロ、岡田由利子さんが538キロ、大江さんが414キロ、津田さんが248キロでした。おそらくダントツで、第1位のグループでしょう。

 話はコロっと変わります。10月28日、東京国際市民マラソンじゃ〜ない、<東京国際映画祭>の開会式に出席した石原都知事の<銀座でカーチェイスを!>発言が話題を広げています。東京への映画ロケ誘致政策を打ち上げました。来年4月をめどにロケ撮影に協力する総合窓口<東京ロケーションボックス>を庁内に新設し、都所有の土地・建物の利用に関する情報提供や撮影申請の一括受付、国や市町村など関係機関との調整を一元的に扱うそうです。

 別段目新しい話ではありません。横浜、神戸という港町はとうに市役所の中にこういう窓口を設置しています。石原都知事は、「映画産業の復興と都の収入を増やすため、東京で映画を撮ってもらいたい。既に警視総監に協力を申し入れた」と話されています。

 10月の走り込み期間中、何回も新宿から半蔵門に出て、皇居周りをジョギングしました。昨年に比べて、若い女性の走るのが増えました。男女グループ、女同士、女一人と様々ですが、モー娘系のキャピっとした走りがよろしいですね。ハリウッド当たりからロケ隊が大挙してやってきて、東京で長期ロケを張ります。スターの宿泊は都心のシティホテル、撮影の合間に皇居をジョギングします。なんせ役者はスタイルが大事です。となると、やっぱりハリウッドのロケ隊を呼ぶには、良いジョギングのコース整備が必須インフラと云うことですね。

 < 人口減少下の都市インフラ走談家 街づくりランニング商会 藤田 俊英> (00/11/02)




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