コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.196

ランナーが街づくる、千代田まちネット&桑名市民活動ネット 第5幕
 21日、朝10時から神田さくら館七階で、<第3回千代田まちづくりサポート>の公開審査会が開催されて、我が<東京ロードランナーズクラブ>は、見事落選いたしました。審査員7名にランナーはいません。会場に集まった地元のグループの方々も、御輿を担ぐ、山車を引く、花を植える、ソバ屋を潰れさせない、秋葉原駅にアートとかが、テーマで<ランニング>なんてのが、町づくりのネタになる訳がないと思っていらっしゃいます。

 22日、桑名に戻って近鉄養老線の養老駅から12時15分頃に走り始めます。21日と22日は、桑名の何とかいう町で<桑名の殿様・御台所祭り>が開催です。15年以上、桑名市民をやっていますが、この祭りは見に行ったことがありません。来年のこの祭りで、新しい120キロウルトラランニングを立ち上げる予定で、そのための試走を開始です。

 養老とは、<養老の滝>の養老でして、駅前の県道96号を大垣市方面に北上します。牧田川、名神高速、東海道新幹線を横切って累計9キロ、県道31号に入り、東進します。杭瀬川、奥の細道結びの地の水門川を越えて累計12キロ、国道258キロを南進です。新幹線、名神高速を通過して牧田川を渡りきると累計19キロで、ここから牧田川の右岸堤防道を31キロで桑名の本多忠勝さんの銅像に着きます。この31キロは、9月16日の風雨の中を3人のランナーと伴走車1台で試走しました。

 1人で走るとなると、ずいぶん感じも違っていました。南に向かって、右側に養老山脈が続き、左側は牧田川から揖斐川になって、マンマンとした川の流れです。海津橋から国道258に進路を変えます。右側車線の路肩を対行車に注意しながらユックリと進みます。薄暗くなって、桑名市域に入ります。東名阪高速の桑名東インターで258から離れて2キロ、国道1号に出ます。あと3キロ走って、本多さんの銅像に5時20分頃、たどり着きます。50キロを約5時間の気持ちの良いLSDでした。

 <桑名の殿様・御台所祭り>は終わっていました。商店街では、出店の屋台が後片づけ真っ最中で、まるで人集りがありません。

 10月は、ランニングのマニア誌が主催する<走り込み月刊>です。月に1回、皇居の周りを走って、一風呂浴びて、一杯飲む<異業種交流会=明走会>が多数のグループで参加しています。週毎に走った距離を世話役に連絡して、皆で共走を楽しんでいます。実は、私のグループが第1位を張っています。全国版でも第8位とか。かくなる上は、4人で2000キロを踏破しようと、気合いを駆けています。22日現在で1412キロ、残り518キロを9日間で稼ぐ、「すごく楽しい2000キロでした」と云ってみたいですね。

 < 人口減少下の都市インフラ走談家 街づくりランニング商会 藤田 俊英> (00/10/23)




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