コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.187

30年後の日本、高齢団塊レディーがエアロビクスインフラ その3
 9/30日の土曜日、千代田区神田司町の神田さくら館で、<第2回千代田まちづくりサポート>の最終発表会が開催されました。私たち<走り屋道楽衆>も、15グループの中に入って、発表用に割り付けられたブースを小綺麗に飾り立てます。午後1時になって7人の審査員が揃って、開会の挨拶が始まります。

 1グループ5分づつの発表が始まります。5分の発表の後、審査員から鋭い質問が浴びせられます。ほとんどのグループは千代田区の住民がメンバーですので、活動自体が地元に密着したテーマを掲げて、地道な活動を展開しています。その点、我々はメンバー全員がよそ者で、何となく周りから浮き上がった存在ですね。

 隣のブース、千代田健康活動クラブ<チャオ>の発表が始まりました。健康づくりウォーキングマップを8枚も製作した活動成果は立派なものです。今後の課題は、折角のウォーキングマップを活かす方策が見つかっていない点です。日本語だけでなく英語と仏語の紹介が入っていますから、区内の有名なシティホテルのロビーなどに置いておけば、外国人観光客に喜ばれるはずです。

 私たちのグループの番になりました。佐野がA3の大きさのパネルを使った<日比谷ジョギング館の提案>を発表します。「〜ランナーが集まる活気あるまちづくり〜世界一安全安心、そして快適な皇居周回コースとランナーの殿堂を目指して」と言う触れ込みなんですが、なんせ周りは走っていない人間ばかりで案の定、空回った発表になってしまいました。朝10時位が一番利用者が多いようです。

 10/1は朝から、半蔵門の千鳥が縁公園で皇居周回コースを利用するランナーやウォーカーをウォッチングしていました。やはりランニングシーズンになったからでしょうか、ランパンランシャツ姿のアスリーターが目に付きます。ですが、ビギナーっぽいジョガーもいましたし、アメリカでは当たり前の赤ん坊が入ったベビーカーを押しながら走っている外国人若夫婦を目撃しました。押していたのは奥さんでした。

 < 人口減少下の都市インフラ走談家 街づくりランニング商会 藤田 俊英> (00/10/02)




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