コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.167

高橋尚子がアーバンツーリズムを先駆ける、ボールダー集客走談 第2幕
 8/27日の日曜日、午後11時からCBCテレビで、高橋尚子さんを特集した<情熱大陸〜笑顔で走れシドニーへ>を見ました。それにしても、高橋さんと小出監督は笑いっぱなしでした。コロラド州のデンバー市から北に30キロのボールダー市、今ここにシドニーを目指す世界中のランニング・アスリーターの多くが集結しています。人口10万人弱、標高1700mのボールダーは、かっての世界最速マラソンランナーのフランク・ショーター氏が選りすぐんだ、ランナーの楽園です。

 その27日の日経新聞朝刊、第1面の特集<デジタルエコノミー>はコロラドのデンバーの話題が満杯です。<米電子協会(AEA)がまとめた<サイバーステーツ(電脳州)>調査によると、全就業者に占めるハイテク就業者の割合はコロラド州が、8.4%で全米第1位に躍り出た/ AEAの専務理事は「米国ハイテク基地はもはやシリコンバレーだけではない」と言う>

 デンバーはユナイテッド航空がハブ機能を備えた空港を持ち、東海岸にも西海岸にも交通の便が良い。<電子商取引が広がれば、高速通信網と物流機能が産業集積の2大条件となる>

 「現代の二都物語」、技術進歩に伴う新たな地の利が産業集積の転移を促す。シリコンバレーは東海岸に代わる第二の都だ。今、デンバー、バージニア州など第3、第4の都が出現しつつある。

 そんなデンバーなんですが、じゃ〜デンバーとボールダーの関係はとか、デンバーの町割がどう変わっているかとか、いろいろ興味が湧いてきます。また、我が三重県桑名市も、もともと名古屋港と四日市港の特定重要港湾が二つも近くにある上に、第2東名神道路のインターチェンジが来て、中部新空港が常滑沖に開港してとなると、あとは高速通信網を整備すると、デンバー市みたいになるのか、とか気になります。

 9/1日、桑名で市民活動ネットワーク<平成の町割会>が市民活動センターをオープンさせます。私は参加できませんが、400年前の徳川三傑と言われた本多忠勝のmatiwa−rhythmと都市観光マインドを是非とも復活再生して下さい。私は東京で、関ヶ原合戦400周年を2週間後に控えて、敦賀〜関ヶ原〜桑名の120キロウルトラマラソンの試走の準備です。

 <都市観光を先駆け/アーバンツーリズム走談 走り屋・道楽衆 藤田 俊英> (00/08/31)




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