コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.165

高橋尚子がアーバンツーリズムを先駆ける、ボールダー集客走談 第1幕
 昨日27日、午後0時から東海TVで<2000北海道マラソン>の実況中継を見ていました。解説は宇佐美先生と増田明美さんでした。スタート時で気温は30度とか、この季節の札幌はまだまだ残暑が厳しいのです。走る側から言わせてもらうと、午前10時頃のスタートの方が、多少とも涼しい気がして楽なんですが、なぜか日本のTV中継は、午後0時過ぎのスタ−トにこだわりますね。

 参加者は3千人とか、国内で唯一の欧米型<=男女同時スタート、都市観光市内巡り満喫、目抜き通りブチ抜き、制限時間3時間以上>シティマラソンは、それなりに札幌の産業振興に役だっていますね。95年に参加しましたが、東京からの往復は飛行機の早割切符で、札幌市内のゴール地点に近いホテルに2泊して、完走後はジンギスカンとビールで宴会し、毛ガニを土産に買って帰ります。数はわかりませんが、日本各地から札幌のマラソンを楽しみ走りに来る都市観光なランナーがいます。

 夜の11時から、CBCTVの<情熱大陸>で高橋尚子さんの「笑顔で走れシドニーへ」が始まります。笑顔で走れるランナーは、都会でも田舎でも、周りを明るくしますね。何遍も言ってますが、一所懸命にしか走れないおぞましいオヤジランナーは笑顔の<エ>の字も垣間見えません。尚子さんの<情熱大陸>を見て、ええ加減に気付いて下さい。花の東京の町並みを走る術を。

 30分間の<情熱大陸>で、ボールダーの街角とクリーク添いの専用歩道<=トレールコース>の映像が、短い時間でしたが放送されていました。それにしても、日本から多くのマスコミ関係者がボールダーに取材に訪れていました。ボールダー市に取って、トレーニングに世界中からやってくるランニングアスリーターと、これを取材に来るマスコミ関係者の大群が、集客産業の振興に繋がります。近代的な都市観光=アーバンツーリズムが勃興し始めています。

 <都市観光を先駆け/アーバンツーリズム走談 走り屋・道楽衆 藤田 俊英> (00/08/28)




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