コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.163

大江戸天下・町人マラソン創設/家康が江戸シティセールス 第9幕
 昨日23日午後、<東京都産業振興ビジョン報告・討論大集会>が開催され、都庁大会議室の舞台に12人の発表者の一人として上がりました。経過は以下の通り。

 オープニング:浜渦武生(東京都副知事)   13:15〜13:20

 第一部:プレゼンテーション         13:25〜13:55
    <東京都産業振興ビジョン・・・東京再生 夢を現実に、ゼロからの出発>
     木谷正道(労働経済局産業政策担当部長)

 第二部:<東京都と創った産業振興ビジョン> 13:55〜15:35

【発言者】・・・チャレンジ・プロジェクトへの提案者たち
 稲木清貴(東京の木で家を造る会事務局長)/木下斉(全国商店街ネットワーク代表取締役・早稲田大学高等学院3年生)/佐々木洋文(中野未来・宮園オート専務取締役)/柴田いづみ(滋賀県立大学教授)/清宮寿朗(NPO下町未来・行政書士)/千田泰弘(大田区産業情報ネットワーク提案者・オーネット代表取締役)/ 富永一夫(NPO・FUSION長池理事長)/藤田俊英(東京シティマラソン提案者・ランニング学会)/細野助博(中央大学教授・多摩NT情報インフラタスクフォース)/松浦怜子(ビットバレー・アソシエーション)/安井潤一郎(早稲田商店会長)/渡部陽子(ひさし総合教育研究所長)

 第三部:徹底討論 東京再生! 15:50〜17:10

 第四部:交流会(都庁32階職員食堂)<会費制>17:30〜

 私は11番目の発言者で、渡部陽子さんの<ココロを育みあおう>なるメッセージの後に出て、<カラダを育みあおう>の台詞から7分間の発言を全うしました。東京国際シティマラソンの輪郭を語りました。<ゴールはビットバレーが爛漫の代々木公園/午前7時スタートで5時間の交通規制/参加者は世界中から1万人で夏と冬の元五輪代表選手らが多数混じっています、千葉スズさん、ヤワラちゃん、伊藤みどりさん・・/主催は民間団体の東京ロードランナーズ・クラブ/男女の優勝者は翌日の東京証券取引所の取引開始の鐘を鳴らす>

 後で分かった事ですが、松浦怜子(ビットバレー・アソシエーション)さんは代々木公園が本拠地なレディースジョガーです。渡部陽子(ひさし総合教育研究所長)さんも、「走るのは好きなんですよ」との事です。昨日の日経夕刊第3面に、<スポーツ衣料/女性向け商品強化/米ナイキ、専門部署を設立>の見出しを目にします。「女性向け市場は成長率も高いので、最重要戦略と位置づけた」と言うことです。

 10年後、産業振興ビジョンの<花の東京>が満開になった証を世界中に喧伝しましょう。都市観光・集客産業の分野でグローバル・スタンダードな国際シティマラソン、その開催において、東京もNY、パリ、ロンドン・・と言う一流先進都市の仲間入りを果たします。世界の集客都市の覇王を目指す東京の国際シティマラソンは女性が走る主役、男どもは裏方のボランティアに徹しましょう。400年前、家康が<おいでやす!江戸>のキャンペーン・コピーで、新都な江戸を<天下一の千客万来な交流町場>に町割って、我が江戸の活気と魅力を天下にアピールしたように。

 慶長5年8月二十日の夕暮れ、家康と<江戸の町割会>の世話人たちとが、<江戸商売繁盛・家内安全シンポジウム>を神田の浜辺で共催中です。町人たちの意見が続出し、一段落着いて、いよいよ家康の出番です。関ヶ原よりも江戸の産業振興の方が重要との認識を持つ家康は、<おいでやす!江戸>のキャンペーン・コピーで、新都な江戸を<天下一の千客万来な交流町場>に町割って、「我が江戸の活気と魅力を天下にアピールしたい」と満場の席を湧かせました。

 渋谷川の美都婆麗な機織り娘だった若手ガングロ化粧に甚平姿の側室たちがクスっと微笑んでいます。これから家康が発表する<江戸商売繁盛・家内安全ビジョン>の中身は、彼女たちが江戸城内の板葺きエアロビクス・スタジオで汗を流しながら考えついた美都婆麗仕込みの町割り振興プランでした。<愛智革命>を基本方針とする<町人と創る江戸商売繁盛・家内安全ビジョン/江戸新生!/夢を現実に・・・ゼロからの出発 1600年7月>は江戸幕府の根幹をなす御法度として、末永く江戸町人から慕われ続けました。

 <都市観光マラソン/トキメキ歴史商会 走り屋・道楽衆 藤田 俊英> (00/08/24)




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