コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.153

東京国際シティマラソン創設/ラン娘が東京シティセールス 第9幕
 <東京国際市民マラソン>の第1回開催は、参加ランナー1万人から参加費を1万円頂きましょう。これで1億円、さらに<Yes、Tokyo!>のシティセールス・プロモーション関連で1億、協賛企業から1億、合計3億でケチケチな大会運営にします。よけいな物、ゴミになる物は出しません。ランナー1万人を、東京チャレンジ・ボランティア連盟が総勢1万人の市民ボランテァアを馳せ集めてサポートです。

お手本は、NYシティマラソンですから、TRRCもNYロードランナーズクラブをお師匠さんと仰ぎます。日本人はもともと猿真似の民族ですから、あれと同じ事をせ〜よ、となると話が早いこと進みます。な〜もかんもNYRRCの真似をしたらええだけの話でんがな、ち〜とも難しいことはおまへんやん。

  さて、最近のNYな話題を紹介しましょう。月刊ランナーズ誌8月号の17ページにランナーズ・インターナショナル・NYの古市勲が<好景気が支える女性ランナーの急増>を海外ランニングレポートととして掲載しています。筋骨華麗な女性ランナーが腹筋の轍を丸出しで写真に収まっています。「ジョグブラを身に付け、鍛え上げた肉体美をアピールしながら、セントラルパークまでの5kmをマイペースで走る若い女性ランナーの姿が目立った。」

 5/6日(土)朝8時、ゴスペルの力強い歌声がタイムズスクェアに響き渡り「レブロン・ラン/ウォーク・フォー・ウーマン」が始まります。「女性のガン予防、治療、撲滅」のためのチャリティー大会は5kmに4万人が参加し、その90%は女性です。今や、ジムに通い、ランニングで汗を流すのは、都会の女性のライフスタイルの典型で、セントラルパークを走るランナーは、女性が半数を越えようとしています。

 藤田の産業振興ランナー法則です。<町場の産業が振興し、治安が安全安心になり、住民の知識水準が高まると、女性ランナーが姿を見せます。その女性ランナーの都税増収効果は1億円になります>。家庭にインターネットを引き込んで、一日中インタ寝してても、そんなもん産業振興になりまっかいな。女性ランナーの姿が似合う町場に<せんとラルパーク>あかんのです。

 この大会の翌日には<バイクNY>が開催、市内5区68kmを自転車でツァーする参加者は3万人の大盛況、普段はビジネスマンが闊歩する町並みも、この週末はDOスポーツの楽園となった。軍事大国なUSAは、運動大国でもあります。職場や学校や家庭でインターネットを利用できる環境を整備しても、運動をほったらかしていたら<大東亜戦争>の二の舞ですね。

 <レディースランナーと東京国際シティマラソン 走り屋・道楽衆 藤田 俊英> (00/08/10)




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