コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.148

東京国際シティマラソン創設/ラン娘が東京シティセールス 第4幕
 今、桑名市民会館にいます。これから<桑名市民ネットワーク・平成町割の会>が開催されます。ご多分に漏れず桑名でも、市民運動が活発になっています。私は桑名市民ですが、普段は桑名にいませんから、今まで市民運動は全く縁遠いものでした。それがこの度、来年の東海道整備400周年を記念する都市観光イベントを創設する話が持ち上がり、それならと<若狭の敦賀から伊勢の桑名まで>120キロの脚自慢を思い立って、出来たばかりの<桑名市民ネットワーク・平成町割の会>にも入会した次第です。人口10万人の桑名は昔から東海道の宿場町、七里の渡しで有名です。

 明日午後、東海大学に宇佐美先生を訪ねます。7/21の産業振興ビジョン・都市観光シンッポジウムで決議された<東京国際市民マラソン推進協議会>設立準備会の打ち合わせです。何をどうするか今持ってよく分からない設立準備会です。そもそもの発端は、昨年秋に私がチャレンジプロジェクトに<東京チャレンジ・国際市民マラソン開催>を提案したことと、今年になって東京国際ハーフマラソンの開催が来年度から都庁の予算の関係で中止になって、それならいっそ市民ランナーで開催できないものかと宇佐美先生が考えられたこと、この二つです。

 当分の間は、宇佐美先生と私で設立準備会を受け持つ覚悟はできています。ここで皆様方にご了承願いたいのは、宇佐美先生はご存じのように国際的にも有名な元五輪代表選手ですが、私はと言うと大阪河内の出身で骨の髄までコテコテの大阪漫才気質が満杯の無礼者です。まともに、人と議論が出来る輩ではありません。この無礼な物の言い方に、早くもrun@iriから脱退希望者が名乗り挙げています。

 東京再生!夢を現実に・・・ゼロからの出発、を掲げる<都民と創る・東京都産業振興ビジョン>が完成しています。131ページ、終章 明日に向かって〜ゼロからの出発〜、ここにジ〜ンと泣かせる記述があります。「民間やまちの活性化を見ると、横並びで成功したものは一つもありません。大事なことは、動けるところ、リスクを取れるところがまず一歩を踏み出すことです。全体が一緒に動くことを求めない代わりに、変化を全体の力で抑え込むこともしない。」「失敗を恐れずに果敢にチャレンジする気概、失敗しても再度の挑戦を許容する社会風土が、時代の閉塞状況を切り開いていくのではないでしょうか。」

 と言うことで、失敗を恐れずに果敢にチャレンジする気概は持ち合わせていますので、今後とも宜しく長い目で、無礼者を許容する社会風土であって下さい。

 <レディースランナーと東京国際シティマラソン 走り屋・道楽衆 藤田 俊英> (00/08/05)




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