コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.135

夏休7月21日、都庁大会議室<都市観光>シンポジウム 第7幕
 7月21日の午後1時44分、東京都庁大会議室に観客が集まっています。舞台に上がって演台に向かう途中、OHPのスィッチを入れます。演台には、基調講演<NYシティマラソンの魅力と経済効果>を語る虎の巻の類を用意しています。一番頼りになるのは、建設現場の監督さんが愛用する<野帳>と言うメモブックです。これに40分の講演の流れを書き込んでいます。お示しいたしましょう。

  1.<なぜ、都庁の大会議室でマラソンの話題でシンポジウム>
 昨年8月23日午後、同じ大会議室で開催された労働経済局主催の<東京の産業振興ビジョンを考える政策フォーラム>に参加して、「東京再生!」とか「五つの危機」とか「チャレンジ・プロジェクト」の募集を知った。それで、9/17に<東京チャレジ国際市民マラソンにより都市観光、世界一を目指す>を提案した所、なぜか産業政策室の目に留まった。

2.<日本人ランナーが世界中の都市観光・市民マラソンを駆け回る>
 <世界を駆け抜けるワールド・マラソン2000>、今年日本人が繰り出す海外の都市観光的マラソンを紹介する。3/5のロス、4/9のパリ、4/16のロンドン、4/17日のボストン、4/30のシドニー、5/21のウィーン、9/24のベルリンそして11/5のNYシティマラソン。世界に一流都市である証は、目抜き通りブチ抜く市民マラソンを持っていて、これに海外から観光ランナーが参加する。

3.<NYシティマラソンはツァーで参加します>
 98年NYシティマラソンの日本から参加したツァー・スケジュールを紹介。
 10/29(木)午後、ハドソン川に面したコンベンションホールで大会受付、ゼッケンとお土産を受け取り、マラソンエキスポを冷やかし。
 10/30(金)午前、NY市内観光を兼ねたマラソンコースの下見。
 10/31(土)午前、国際フレンドシップ・ラン、国連本部広場からセントラルパークまで6キロをファンラン、仮装自由、着いた所で朝食、Tシャツ交換
 11/01(日)終日、NYシティマラソンの本番、完走パーティ
 11/02(月)午前、マラソン優勝者がNY証券取引所の取引開始の鐘を鳴らす

4.<NYシティを駆けながら、しっかり写真を撮影しています>
 NYシティマラソンの関連OHPを見せる。コース紹介、国際フレンドシップ・ランを浴衣駆け、大会当日のランナーズビレッジの様子、走りながらの実写、ゴールお様子日本人障害者の14時間41分ゴールの新聞記事

5.<NYシティマラソンは市民が運営するクラブが主催しています>
 NYロードランナーズ・クラブとNYシティマラソンの歴史を語る。58年、NYRRCが設立。70年9月、最初のNYシティマラソンが開催、127人がセントラルパークを4週する。76年、米国建国200周年い合わせ、コースを今の物に変更し、NY市が協力に乗り出す。

 と、ここまでです。最後の<経済効果>の一説は、何を話すか決まっていません。

 <産業振興ビジョン・シンポジウムが初舞台 走り屋・道楽衆 藤田 俊英> (00/07/23)




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