コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.134

夏休7月21日、都庁大会議室<都市観光>シンポジウム 第6幕
 7月21日の午後1時前、東京都庁大会議室に観客が集まっています。固定式の200席とさっき並べた150席に、バラバラっと取りあえず百名近くは来て頂いています。感動を覚えますね。TVカメラを担いだマスコミらしい2グループ、「なんやて、TVが来てるやないか!」、腰がブルっと震えます。1時近く、長身の労働経済局理事の川崎さんが舞台に上がって、幕間に隠れます。

 1時です。渡嘉敷さんがスックと立って、ト書き通りの司会を始めます。いよいよ始まりました。川崎理事が開会の挨拶です。なんか嬉しそうですね。上着を脱いだ姿で、ここ1週間の劇的な周辺環境の変化を語ります。17日の産業振興ビジョンの知事プレゼンの席で国際マラソンを話題にしたこと、18日の知事定例記者会見でマラソンの質問が飛び出たこと、毎日新聞や朝日新聞がこれを報道してこと・・、最後の今日ここが歴史的な場になることをサラっと紹介されました。

 続いてランニング学会の山西会長の挨拶です。会長の語りは、今までに何度も耳にしています。いつもの山西節が冴え渡っています。聞いている内に、6年前に初めてランニング学会大会の一般研究発表を申し込んで、早稲田大学の井深大講堂に行って拙い研究発表をした時の思い出が浮かんできました。場違いな内容の発表でしたが、山西先生が、「藤田君、このような観点からの発表も大事だ」とお世辞を言ってくれました。以来、市民ランナーからの視点で発表を続けました。

 午後1時43分、いよいよ私の出番です。渡嘉敷さんの司会が名前を告げました。さあ、思いっきりNYを語りましょう。舞台に上がり、演壇の席に立ちます。会場の参加者の顔がよく見えます。来て頂いています。大学同窓の宮下、大野、駒田、福井さん。退職した職場の斎藤、古路さん。明走会の芝山、定狩さん。土工協の永山さん、・・公団の川上さん、ジャズシンガーの広川さん、山海堂の山本さん。ウルトラランナーの海宝さん、高橋さん。アキレストラッククラブの大島さん、・・・。

 基調講演と名の付く講演は初めてです。気になるのは少々ピントの甘いOHPが、巧く写ってくれる事、持ち時間は40分、さあ〜<NYシティマラソンの魅力と経済効果>の始まりですよ。壇上の出で立ちは、マッ黄色のTシャツに白の綿パンのマッ黒なシューズ、このTシャツは6/25のサロマ湖ウルトラ100キロを走り抜いた時のウェアでした。

 <産業振興ビジョン・シンポジウムが初舞台 走り屋・道楽衆 藤田 俊英> (00/07/23)




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