コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.130

夏休7月21日、都庁大会議室<都市観光>シンポジウム 第2幕
 7月21日の午前9時30分、午後のシンポに来て下さいとの<最後の>参加依頼メールを送ります。これで、私に出来る集客作戦は全部完了しました。産業政策室の原さんから、7/20の朝日新聞に掲載された記事を見せて頂きました。そんな状況に、電話が掛かって来ていますよ。耳を澄ますと、午後のシンポの問い合わせですね〜。「ええ、午後1時から都庁大会議室、受付は会場で、よろしくお願いしま〜す」、こんな具合に答えるのを聞いて、「こいつは、春から縁起が良いわい」と勇気凛々に大会議室に向かいます。

 第1庁舎の五階、大会議室はガラ〜ンとしています。早速、並べる椅子の数と並べ方の決定です。150席=15行×10列で並べることに決定。東京学芸大学の渡辺先生が助っ人役3人の女子学生を引き連れて到着されます。渡辺組に受付の机と椅子の設営と参加者に配る資料の袋詰め作業をお任せしします。手際良く150席を並べ、次は舞台上に机と椅子とOHPを引き上げます。何とか会場の姿は整いましたよ。

 午前11時前、そろそろパネリストの方々が揃う時刻です。シンポで司会を担当する学芸大の渡嘉敷さんと、会場の舞台でリハーサルを試みます。司会の席は、舞台の上がいいか、会場のフロアがいいか、実地に司会の動作と他の出演者の動作を想定してのリハーサルです。やっぱり、舞台の上に上がるより、会場のフロアに立って司会するのが無難との結論に至りました。

 7/15の土曜日午後1時から、渡嘉敷さんと私は産業政策室で今日のシンポへの参加を募るダイレクトメールの作成の助っ人でした。渡嘉敷さんは、宛名シール作成のパソコン入力を仰せつかり、私は封筒の裏の判子押し、表に切って張り、中に書面を入れて糊付けする役目でした。午後5半頃に作業が終了します。この日は、「産業振興ビジョン」の取りまとめの最終ステージで、木谷部長以下の産業政策室のフルメンバーが勢揃っていました。明日の日曜日も出勤して、徹夜して月曜日の都庁の幹部級へのプレゼンに臨むとの意気込みです。

 そんな最中、ダイレクトメール作業の終わった渡嘉敷さんを当日の司会役の練習に駆り立てます。私が作成した司会の読むト書きを、実際に読んで声に出して、不具合がないかチェックします。なんとか様になっているようです。次は、司会者らしいメリハリの付け具合を彼女に注文します。こう言うことは、シンポのプロデューサーとして一応の注文を付けて置かないと、後で後悔するんですね。安いバイト料でここまでうるさく注文するのはと、気が引けましたが、司会がキチっとしないとシンポ全体が締まりませんので、多くの注文を付けました。

 <産業振興ビジョン・シンポジウムが初舞台 走り屋・道楽衆 藤田 俊英> (00/07/23)




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