コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.123

サロマ湖のウルトラ100キロ、<ヒマワリ大作戦>な32人駆け(10)−当日8報−
 壇上では、入賞者の紹介などが進行しているようです。安部友恵さんの世界最高が会場の話題になっています。なんせ6時間33分11秒と今までの記録を27分余りもブっ縮めていますから、会場の皆さんは彼女の晴れ姿を見たいのです。

 ビールと地酒がグワ〜ンと体中に利いてきました。寝不足だったことを思い出します。そう言えば午前2時起床でした。車座のメンバーもグッタリとしてますよ。普段食べなれていないご馳走ですので、酔いがいつもと違いますね。周りの人数も段々と少なくなっています。取りあえず、閉会になりました。バスで宿舎まで戻ります。

 宿舎に戻って、とにかく風呂場に直行します。腕よりも脚の方が、日焼けがキツイようです。冷水を体に浴びせて、湯船には入れませんでした。大広間で、夕食付きの宴会が始まります。打ち解けた雰囲気で、シンミリ気分が充満するビールの味を噛み締めます。完走した十五人が、順番に感想を披露します。応援団長の講話も雰囲気を引き締めました。取りあえず、今年の<ヒマワリ大作戦>は所定以上の成果を挙げたようです。

 明日の予定が紹介されます。ユックリ楽しめなかったワッカ原生花園を見て、その後、お楽しみな寿司屋で「オホーツクのウルトラ海鮮ちらし寿司」をご相伴することに決まりました。これでやっと、世間並みの名所周遊・グルメ探求・厄除け祈願な観光旅行を楽しめます。

 私のサロマ初100キロの感想です。わずか2000人のランナーが気持ちよく走れるように地元3町、湧別町、佐呂間町、常呂町のホスピタリティを絶大なものでした。だから、来年も来たい、走りたいとそんな気持ちになるんですね。その反面、このような至れり尽くせりの大会と正反対な<至らない尽くさない>づくしのウルトラも走って見たいですな。そんな安上がりのウルトラを創設しましょう。

 <さよならパーティ、サロマ湖100キロウルトラン 走談家 藤田 俊英> (00/07/04)




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