コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.106

桑名の殿様も400年頑張った、家康と高虎が120キロ脚自慢
 都市観光、集客都市、観光産業な話題が席巻する最中の5月31日午後、産業政策なお膝元、都庁第1庁舎大会議室で「東京・千年紀シンポジウム」の第1回目が開催されますね。主催は、東京2000年祭実行委員会と日経新聞です。日経から届いたチラシに、▽東京、キャンペーン中。▽東京は、400年がんばってきたんだ。

 プログラムです。
▽1時30分〜 石原都知事挨拶
▽ 1時35分〜 基調講演 伊藤 滋  「都市東京の新しい姿を探る」
▽2時45分〜 パネルディスカッション 「21世紀の世界都市・東京とは」
森下慶子さん(ケーピー代表)がパネラーで出場されます。この方の話は面白い。相当な駄洒落を連発、大阪吉本の回し者みたいな乗りで、他のパネラーはギャフン。

 ▽東京は、400年がんばってきたんだ。その割には、東京での400年にちなむ集客イベントの類を耳にしませんね。来年1月は東海道伝馬制度の400周年、心ある東海道の旧宿場町は家康さんに恩返しと、そこそこ記念行事を準備中なんです。江戸っ子は家康さんはお嫌いなんですか。参勤交代な制度は、集客都市江戸の繁栄の礎で、家康と藤堂高虎が内緒で創設したと聞きますが、平成の江戸っ子には関係のない歴史的事実ですね。

 その手は桑名の焼き蛤、桑名は七里の渡しの海路から陸路へのウォーターフロントな宿場町、徳川譜代の殿様が威を張っていました。10月に「桑名の殿様・御台所祭」が開催されます。皆さん、知りませんよね。来年、この祭りに都市観光なランニングイベントを創設予定です。別に青少年の保護育成にも桑名市の税収向上にも繋がりませんが、家康と高虎を偲んで120キロの脚比べをやったろかい。

 <街づくりランニング商店 走り屋・道楽衆 走談家 藤田 俊英> (00/05/25)




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