代々木の織田記念陸上競技場、東京都庁がランナー天国を助っ人る |
昨日も5月17日午後、東海大学湘南キャンパスを宇佐美彰朗先生とジョッギングします。山海堂が出版している「土木施工」誌9月号に掲載予定、藤田の特別インタビューはメキシコ、ミュンヘン、モントリオールと3回連続でマラソン代表になった宇佐美先生がお相手です。今回のインタビュのテーマは三つです。 ▽ランナー宇佐美の遅咲きランニング人生、箱根駅伝、五輪3回、福岡国際・・ ▽監督宇佐美のランニング掌握術、安全管理、刺激の与える、反芻させる・・ ▽体育学者宇佐美の土木施工現場を見るスポーツな観点 キャンパス内の清潔さに目を見張ります。昨今の国立大学の構内と段違いですね。その後、先生に同行して小田急線で代々木八幡駅に向かいます。NHK放送センターの足下、織田記念陸上競技場のウレタントラックには、中学、高校、大学、実業団から市民ランナーまでがトレーニング中です、毎週水曜日、第1日曜日、第3土曜日が一般への無料開放日になっています。 管理棟のロッカーローム、200箱のロッカー箱とシャワー設備と鏡があります。壁に張られたA4サイズ3枚を見入ります。この一般開放を都庁から、勝ち取った歴史が綴られていました。90年6月、1530人の署名を添えて都議会各派に陳情した誠意が功を奏し、念願の一般無料開放が授かりました。 宇佐美先生が属しているアトクラブの飲み会が、代々木八幡駅前の養老の滝で盛り上がりです。先の歴史を知る方が、一般開放が始まった当時の苦労話を語ります。「ロッカールームも無く、照明も暗く、着替えた衣服が盗難によくあったとか、・・。その頃から比べたら、天国ですよ今は」 東京都が一般市民ランナーの声を繁栄したインフラ整備をしていました。これは、大した歴史的成果です。無料で性別、国籍、年齢・・に関係なく国立競技場と同じウレタントラックで走れる、その後シャワーが浴びれる、着替えを保管できる・・とまさにランナーズ天国です。代々木ですから、外国人も多数無料を愉しんでいます。 そこで、あと一息。皇居回りに世界一安全安心なジョッギングコースがあります。近くの日比谷公園に、織田フィールドにあるような男女のロッカールームを手当して頂ければ、江戸城回りのジョッギングを愉しむ男女の国際ランナーが、間違いなく増えて、東京の産業振興と知的水準の高さを、世界にあまねく情報発信できます。 <街づくりランニング商店 東京ランニング娘プロデューサー 藤田 俊英> (00/05/18) |