コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.094

走りたい東京、東久留米な六仙公園&落合川ジョグコースが高橋る
 アトランタ五輪翌年、6月30日でした。静岡の島田市の大井川左岸、平成15年の静岡国体に向けてジョギングの専用歩道が整備中です。21世紀に完成する延長21キロのコースは往復42キロで、フルマラソンが可能となります。整備中にも係わらず、着手1周年記念のランニング大会が開催され、ハーフに参加しました。コロラドのボウルダーから有森さんが招待参加され、会場はアリモリングな女走者で鈴なりでした。

 開会式、壇上に関係者な男連が睨みを利かせていました、アリさんは白のTシャツに普通のトレパンでした。ランパン&ランシャツ姿を期待して詰めかけたオトーさんたちは、多少期待はずれ気味。アリさんが挨拶で何をしゃべるか耳をそばだてましたね。川の話、ボウルダークリークという小川沿いの専用歩道を走るのが大好き。高地トレーニングの聖地、ボウルダーは走りたくなる街・・。

 3/20、代々木の五輪記念青少年センターはランニング学会大会、弘山夫妻を増田明美がインタビューしています。いろんな話が進み、明日からボウルダーで1万mに向けて高地トレーニングに行きます、さあ頑張ってと会場全体が盛り上がります。ポツっと晴美さんが口にします、「走りたくなる街、ボウルダー・・」。

 昨日の5/8、高橋尚子さんがボウルダーに向けて出発しました。小出・高橋の子弟コンビがボウルダーの街をどう思ってるか、聞いたことはありません。でも、こんなランナーに優しい街が日本にもあったら良いなとは思ってるでしょう。なんせ、フランクショーターがプロデューサーしたオリジナルな街ですから。

 小川に沿って走るのは、動物な本能です。水際にはエサと水と情緒がありますから。昔の東京は小川だらけの街でした、唱歌「春の小川」は渋谷川の支流の河骨川を歌っています。そのヒッソリな記念碑は五輪記念青少年センターの入場門のすぐ近くです。

 21世紀に都立公園が新規オープンします。東久留米市の落合川上流に近接する六仙公園です。落合川沿いにジョギングコースが整備済み、新設公園内にもジョギングコースを整備して一体化すると、走りたくなるコースが誕生し、東久留米なエアロビックインフラに高橋尚子さんが走りにくるかも知れません。

 <街づくりランニング商店 東京ランニング娘プロデューサー 藤田 俊英> (00/05/09)




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