コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.086

東京シティ・セールス、チャレンジ・ランニング娘が江戸紫駆け
 昨夜のニュース、高橋尚子さんが5月上旬からコロラド・ボウルダーで高地トレーニングに入ると報じていました。彼女、日本を代表するランニング娘になっていますね。高橋さんのあやかろうと、チャレンジプロジェクトに「東京チャレンジ・ランニング娘」を提案いたしました。東京都庁&東京商工会議所が、東京の都市観光の発展に繋がる「東京シティセールス」を推進し始めました。これを支援するランニング娘です。

 歳の頃は十代以上、既婚未婚・国籍・職業・・を問いません。フルマラソンを3時間そこそこで走る脚力と東京を世界一の都市観光拠点にしてみたい、NY、パリ、ロンドン、北京、ソウル、シドニー、ベルリン、ロス、ボストン・・の世界の一流都市で開催されるシティマラソンを楽しく走りたい。そんな江戸っ娘を十人程度集めたランニング娘が、「産業振興ビジョンの未来はイェイェイ、世界の都市がうらやむウォウォウ」

 彼女たち、普段はフツーの都民です。今年の7月に結成され、9月始め、越後湯沢の岩原スキー場で走り込み合宿、12月から1月の年始年末に伊豆大島でスピードアップ合宿、2月の埼玉彩の国・フルマラソンで3時間前後の脚力を実証します。3月春分の日にランニング学会・全国大会でマスコミ・デビューです。シンポジウム「目指せ、東京シティ・マラソン」をリレー司会します。会場には、シドニーで金メダルに輝いた高橋尚子さんの姿、銀メダルの・・、銅メダルの・・さんの姿が目白押しています。

 ランニング娘の国内初お目見えは、21世紀の幕が開いた2001年3月の東京・荒川市民マラソンです。ランニング娘は、揃いの江戸紫なランパン・ランシャツに身を包み、3人ずつ4組に分かれて3時間30分、4時間、4時間30分、5時間でゴールを目指す市民ランナーのペースメーカーを勤めます。実は、これは4月の海外レース初陣の予行演習なんです。板橋の荒川河川敷に集まった1万5千人の市民ランナーに混じり、早春の水面を彩ります。

 <街づくりランニング商店 東京ランニング娘プロデューサー 藤田 俊英> (00/04/28)




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