コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.083

千代田街づくりサポート審査員にジョッギングシューズのカタログ
 午後4時過ぎから、発表会と同じ会場で会費千円なりの懇親会が始まります。缶ビールに簡単なオツマミ、寿司、サンドウィッチ・・、でグループ間の情報交換がそこかしこで始まります。私ら走り屋・道楽衆は、なんせよそ者ですから、グループ間で情報交換・・と言われても、別に交換するネタもありません。もっぱら、審査委員の先生や、公社の方々とダベっていました。

 走り屋・道楽衆の活動内容に表立って表現していませんが、実は審査委員の先生方に、何とか皇居まわり5キロのRun・歩を体験してもらいたいと、密かに考えています。外形が若干、やや標準以上な北沢先生と森先生に狙いを定めています。という企みを、ソロっと実行に移します。佐野が、お得意の「外国の町並みのが、建築家の視点からいかに、アスレチックな眺めか」の一席を披露します。

 引き続き、「女性がジョッギングする姿は、その街の産業が発展、治安が安定、知識水準が高い事実を象徴する。・・」の持論を展開し、NY市やパース市やポートランド市の街角ランニング娘の話題に強引に引っ張り込みます。まあ、どんなに動くのが嫌いな方々も、人類の祖先からのエアロビック&アスレチックなDNAが二重螺旋に絡まっていますので、酒席でこれを呼び覚ますような発言を聞くと、多少「そんなら、走ってみようかな」と思うんですね。

 取りあえず、北沢先生と森先生が走りに興味を抱いたようですので、早いことジョッギング・シューズのカタログを送ろうと、3日後には、アシックスのカタログを送りました。日本のインテリは、汗を流すことに本質的に嫌悪感を抱いていますから、あの方々がジョッギングシューズを履いて、皇居回りをRun・歩して頂けると、世のインテリ全体にも多大な波及効果を発揮することになるでしょう。。

 今年度の街づくりサポート助成事業の最終発表は9月30日の土曜午後と、決定しました。何とか、審査員の先生方に怒られないような発表をしたいと思います。

 <街づくりランニング商店店主 走り屋・道楽衆 走談家 藤田 俊英> (00/04/24)




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