コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.065

オレゴン・フッドツーコースト駅伝、祭り装束法被旅心 その8
 1区間は5.6マイル、海抜6千フィートから4千フィートまで駆け下る大変ハードなコースです。しかも車の走れない山道です。各コースを走るための詳細な案内が事前に送られて来ています。但し、英語ですので細かい情報は私たち日本人ランナーには分かりません。コース地図と高低が分かれば、十分です。

 第1中継所でクリスがスタンバイ、坪山が37分で走り込んできます。最初の走者交代が無事終了、イリノイ的走りのすばらしさ、格が違います。2区間は5.6マイルで、1500フィートを駆け下るモダレイトなコースです。ランナーの背後にフッド山が富士山な姿を見せます。中間地点らしき所で、車を止めて給水の準備をします、クリスがすっ飛んで来ます。給水を断りました。太陽がしっかりと照りつけ、気温が上がって来ました。

 第2中継所で、私と交代します。この3区間を、昨年も走りました。4.3マイルでイージーな初心者向けコース、女性ランナーが多く走ります。途中で、ロリから給水を受けます、英語で何かまくし立てられました。コース両側に森林が続きます。この森が途切れると第3中継所、その少し手前に写真撮影ポイントがあって、ランニングフォームに気を使います。ランニングシューズに短パン、Tシャツの上に土佐山田の法被を纏っています。

 この中継所は、小さな雑貨店の駐車場を使っています。小振りな店の割に、大振りな駐車場です。小泉が弾んだフォームで走って行きます。気温がどんどん上がっています。4区間は6.9マイルでベリーハードなコース、おまけに一直線の単純さ、1時間は掛かるでしょう。7区間までは、ポートランドに向かう片側2車線のハイウェイを進みますので、ぶっ飛ばす車の排気ガスが気になります。

 第4中継所から小泉の姿が見えました。57分の走りで、ミシガン娘のロリと交代です、その出で立ちはダブっとしたランパンに赤いジョグブラ、スリムで色白な肌にアクセントが決まっています。

 <オレゴン駅伝を法被着て走る記念写真 走り屋・道楽衆 走談家 藤田 俊英> (00/03/24)




前のページへ戻る