コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.047

白装束の月光仮面、ホンダのドリーム号に跨り産業振興ビジョン
 昨夜、3月7日午後10時からNHKの「ときめき歴史館」は、反響が大きかった「歩いて体験・東海道中膝栗毛」を再放送しました。女性アナが江戸時代の旅姿に扮して、当時の平均的な1日の旅程40キロに挑みます。日本橋〜品川〜川崎〜神奈川と来た30キロ当たりで沈没していました。今の娘さんは、40キロ=10里の道のりが歩けないと言うことですね。

 昭和30年代の東映時代劇、よくあったシーンです。町娘に扮した姫様が、腰元と東海道を下りますが、途中で姫様の足にマメが出来て歩けなくなります。それを悪家老側の追ってが襲います。二人して危機一髪、若様の大川橋蔵が、これまた町人に扮して追っ手を追っ払います。このシーンを見て思いました。「なんで、普段から歩いてへんのや、アホとちゃうか」

 こんな記憶が甦ってチャレンジ・プロジェクトに提案したのが、149番目の「五街道整備400周年記念、日本橋から江戸4宿を脚自慢・都市観光巡り」です。東京では全く盛り上がってませんが、地方の街道添いでは、来年1月から始まる五街道整備400周年を記念する行事が目白押し。肝心要の江戸日本橋に品川、新宿、板橋、千住の江戸4宿がサッパリ盛り上がってないようで、「わてほんまに、よいわんわ」

 2月23日の「まち研」、木谷部長が「産業振興ビジョン」のプレゼンをされました。この簡単なレポートを、本日3月8日の建設通信新聞の「私論時論」で紹介しています。見出しが団塊世代的で、「コンストラッキー・疾風見聞録 春一番」と名付けました。出だしは、ホンダのドリーム号に跨った月光仮面の噺から。IT革命にも触れ、最後の〆で木谷部長に登場してもらっています。

 <コンストラッキー・疾風見聞録 走り屋・道楽衆 走談家 藤田 俊英> (00/03/08)




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