コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.035

Plan-Do-Check-Actionなサイクル回して一点突破・全面展開
 今年の冬は寒い。春への愉しみは、3月の名古屋国際女子マラソンで高橋さんが、どんな走りを披露なさるか。私の今シーズンは、2月6日のさいたま彩の国マラソンで緊張は終わりました。残るは3月27日の東京荒川市民マラソンで、4時間程度のファンランニングします。この大会は地元の板橋商店街の青空市場が立ちます。走っている時は、江戸名残の和太鼓の演奏が数カ所で楽しめます。ゴールしたら、板橋の青空市場でビールをゴックンですね。

 来シーズンは、4月16日の静岡県、小笠掛川マラソンで始動します。日本の都市近郊リゾートの発祥地、ヤマハ嬬恋リゾートが起終点になります。茶畑に春風を受けた鯉のぼりが勇壮に泳ぐ、そんな田園風景が持続可能しているエアロビックな環境に魅了されます。東京からも、名古屋・大阪からも適度に移動した多くのランナーが家族連れ、仲間連れで馳せ参じます。

 その後は、ウルトラ100キロ、走り込み合宿、NYシティマラソンに参加する予定です。普段は、昼休みの新宿中央公園ラン、スポーツジムでの筋肉トレーニング、土日の皇居回り3時間走りを愉しみながら、来年2月最初の日曜日は午前8時40分からの3時間に焦点を合わせて、適度な緊張と緩和の繰り返しの日々を過ごします。年々老化は進みます。これをキッチリ認識して、衰えを補えるファクターは何か、それは自分の精神と肉体にフィットするかを試しながらの科学的ランニング生活です。

 PDCAサイクルを回します。有名な、Plan-Do-Check-Action、です。大まかにトレーニング予定を立て、実施します。適当な時期にチェックして、予定と実施の開きを判定し、以後の予定を修正します。このサイクルを回し出すと、たんなる50過ぎの大阪のおっさんから、東京のシティランナーへ、さらにメトロポリタンなロードアクターに変身します。今の東京には、メトロポリタンなロードアクター&アクトレスがアクション出来る劇場に、舞台に、大道具のお膳立ては揃っています。NYシティにあって、東京にないのがプロデューサーに劇場を満杯にする乗せの良い観客ですね。

 Check-Actionと言う歯切れの良い合い言葉で、一点突破・全面展開。来年の2月の彩の国マラソン、51歳のサブスリーランナーをめざし私個人のチャレンジ・プロジェクトをPDCAサイクル。

 <PDCAで東京オペラシティにアクション・走談家 藤田 俊英> (00/02/25)




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