| 京の都に月光仮面、疾風のように首都機能が持続不可能に去っていく |
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２月21日の日経新聞朝刊、またまた懐かしい月光仮面が全面に登場しました。ＮＴＴコムウェアが「私が、解決します。もっと広いビジネス・ソリューションをあなたの会社に」と語らせています。これまた懐かしいホンダの並列２気筒２５０ccエンジン搭載のドリーム号に全身白装束で跨っています。昭和三十年代半ば、日曜日の午後６時半、近所の風呂屋の番台上にあった白黒テレビに近所の悪ガキたちは釘付けになりました。主題歌は確か、東京の何とか児童合唱団が歌ってました。「正義の味方の良い人よ〜、疾風のように現れて〜、疾風のように去って行く〜」 その後、仮面ライダーがオフロードタイプのバイクでショッカーたちを追跡しました。月光仮面のドリーム号では、サタンの爪が舗装道路を離れて逃げると、追跡できません。月光仮面の悪人解決能力は、舗装道路でしか持続可能しません。日本最古は５０万年前の「秩父原人」の建物跡が発見されて話題になっています。この時代、日本にはバナナもカステラもお握りもスタミナ源の炭水化物はありません。私の１００キロジョッギング走力も持続可能にはほど遠い話です。 ２２日の午後１０時、ＮＨＫテレビに釘付きました。「ときめき歴史館」が「千年の古都を近代化せよ、明治京都の復興計画」を放映です。１８６９年、天皇が京都を離れ東京に移ったことは、古都に大きな衝撃を与え、貴族・皇室ブランドで繁盛したいた産業が持続不可能になり、人口も激減しました。その後、開発か保存かのジレンマをを抱えながら、京都が近代都市として脱皮するまでの復興計画を追い、その課程の産業博覧会、路面電車なだ日本初の近代化を紹介しました。 ７９５年から千と七十年間も持続した天皇さまの御在所が、不可能になったから、そりゃ大変なことだったでしょう。でも、物は考えよう。そのまま御在所が持続可能していたら、今の京都府警は、警視庁に名前を変えていますから、京都都民に首都警護のしわ寄せが行って不自由な目を被ることも随分あったことでしょう。首都機能の持続可能が、都民にとって、ええことばかりじゃないと言うことです。東京市、東京府、東京都と市府都、シフトアップしています。そろそろ、持続可能な東京都から、オーバートップにシフトアップした「持続超可能な東京」を考え始めます。 ＜秩父原人にウルトラマラソンを指導する・走談家 藤田 俊英＞ (00/02/23) |